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【PITAKA】Galaxy Note20 Ultra用おすすめケース「MagEZ Case」「Air Case」レビュー

auからは10月15日、ドコモからは11月6日にGalaxy Note20 Ultra 5Gが発売された。

ドコモからの発表・発売は例年よりもやや遅れてしまったが、日本での発売を見越してスマートフォンアクセサリーを展開しているPITAKAより、事前にGalaxy Note20 Ultra用のケースを送っていただいていたので紹介しよう。

今回頂いたケースは、「MagEZ Case」と「Air Case」の2種類。どちらもアラミド繊維を素材として用いた、薄さと軽さに定評があるケースだ。

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Galaxyにおすすめのケース。PITAKAの「MagEZ Case」と「Air Case」

「MagEZ Case」は、名前にMagと付いていることからもわかるように、マグネットを利用したギミックが搭載されているケース。それに対して「Air Case」は、マグネットのギミックは搭載せずに薄さと軽さを徹底的に追求しているという違いがある。

どちらのケースも素材はアラミド繊維。しかし、用いられているアラミドの種類が微妙に異なるため、厚さは約0.2mm、重量には約7gもの差が生まれている

ケース名 重量 厚さ
MagEZ Case 17g 0.85mm
Air Case 10g 0.65mm
ケースの外観
左:Air Case 右:MagEZ Case

2つのケースを並べてみた様子がこちら。左が「Air Case」で右が「MagEZ Case」だが、カーボン風の模様の細かさが異なるものの背面だけを見てどちらがどちらのケースかを判断するのは難しいくらい似ている。

しかし、手に持つと2つの違いは明らかに。どちらもスマートフォンケースとしては非常に薄型ではあるが、「MagEZ Case」の方が明らかに厚みがあり、曲げる力に対する抵抗がハッキリと感じられる。

ケースの内側にPITAKAのロゴマーク

ケースの内側にはPITAKAロゴ。「MagEZ Case」の方には、PITAKA製のマグネットマウントに対応する旨を示す「Compatible with PITAKA magnetic mount」の文字が記載されている。

過去にも何度か同じことを述べているが、この「ロゴがケースの内側にある」という仕様が個人的に非常に気に入っているポイントのひとつ。スマートフォンやケースそのもののデザインを邪魔しないようにしっかりと配慮されており、キャリアロゴも許したくないようなガジェット好きの心理をよく理解していると感じる。

「MagEZ Case」をGalaxy Note20 Ultraに装着

まずは「MagEZ Case」から、早速Galaxy Note20 Ultraに装着してみよう。

一般的に、スマートフォンにケースを装着するとどうしても厚みが増して握り心地が変わってしまうが、厚さ1mmにも満たない「MagEZ Case」は厚くなったことをほとんど感じさせない。Galaxy Note20 Ultra背面のサラサラとした質感よりもややしっとりとした触り心地なので、グリップ感は増していると言っていいだろう。

「MagEZ Case」をGalaxy Note20 Ultraに装着した様子

背面のカメラ部分は「MagEZ Case」がしっかりと囲ってくれる。ただし、出っ張りは解消されないので、カメラを下にしてGalaxy Note20 Ultraを置いた場合、左上周辺を押すとグラついてしまうのは「MagEZ Case」装着後も変わらない。

左側面は画面ギリギリまで覆われており、右側面は音量ボタン・電源ボタンの位置がまとめて開口。底面はType-Cポート周辺が余裕をもってスペースを取られている。

また、じっくりと観察すると底面部が画面よりもわずかに高さがあるように見えるが、伏せて置いたときに画面を保護することはほとんどできないと考えた方がいい。

MagEZ Mount Qi Desktopで固定&充電
MagEZ Mount Qi Desktopで固定&充電

「MagEZ Case」にはメタルプレートが内蔵されているため、PITAKA製の「MagEZ Mount Qi」などの充電器に固定して、ワイヤレス充電が可能。

ただし、Galaxy Note20 Ultraはカメラユニットが大型化したため、従来の「MagEZ Case」のようなドーナツ型のメタルプレートの配置が難しく、位置がカメラユニット横に変更されている。

そのため、「MagEZ Mount Qi」を利用する場合は、専用のアダプターがあるとより安定するとのことだった。

筆者はアダプターなしで試してみたが、Galaxy Note10+やGalaxy Note8のケースはガッチリと固定されるのに対して、Galaxy Note20 Ultraの「MagEZ Case」は落ちることはなかったものの小さな振動でもグラつきやすく感じた。安心して使うためにも、アダプターはあった方がいいだろう。

おサイフケータイも利用可能
Suicaで支払い

また、ケースを装着した状態でおサイフケータイも利用してみたが、メタルプレートに通信が邪魔されるようなことはなく、問題なく決済可能だった。試してみたのは自動販売機のSuicaだが、改札で挙動が変わるようなこともないだろう。

「Air Case」をGalaxy Note20 Ultraに装着

続いて「Air Case」を装着してみる。

「Air Case」をGalaxy Note20 Ultraに装着した様子

見た目は「MagEZ Case」とほぼ変わらず、上下左右・カメラ周囲など保護できる範囲もほとんど同じ。

しかし、「Air Case」の場合はケースを付けている感覚がほとんどないくらい薄く、そして軽い。「MagEZ Case」同様にしっとりとしたほどよいグリップ感があるものの、厚さや重さに関しては裸で運用している場合と大差がなく、非常に軽快な使い心地だ。

「MagEZ Case」とは違いメタルプレートは内蔵されていないため、「MagEZ Mount Qi」のようなマグネットで固定するアクセサリーは使えない。端末を保護するだけでいい・できるだけ裸に近い感覚で使いたい、という方には「Air Case」の方がおすすめだ。

併用可能なおすすめのガラスフィルム

「MagEZ Case」と「Air Case」があれば、背面や側面は十分に保護できる。しかし、どちらのケースもディスプレイ保護に関してはやや心許ないので、筆者は「Whitestone Dome Glass」というガラスフィルムを装着している。

Whitestone Dome GlassはPITAKAのケースと併用可能

上記はガラスフィルムと「MagEZ Case」の両方を装着している様子。エッジまで完璧に保護できることが特徴のケースだが、「MagEZ Case」「Air Case」どちらとも干渉せずに装着できた。

Galaxyを保護したい場合は、PITAKAのケースとこのガラスフィルムがあれば完璧だろう。

関連Galaxy向けおすすめガラスフィルムはWhitestone Dome Glassで決まり!貼り付け手順と仕上がりをチェック【Note20 Ultra】

まとめ。PITAKAは最もおすすめできるGalaxyシリーズ向けケース

以上、PITAKAのGalaxy Note20 Ultra用「MagEZ Case」「Air Case」のレビューをお届けした。

昨年からPITAKAのケースは提供されているが、筆者がPITAKA製のケースに出会ったのはGalaxy Note8を購入した時だった。それ以降、ケースを付けていないかのような装着感と独自のマグネットギミックの使いやすさから、Galaxyを使うのであればほぼ必須のアクセサリーだと考えるほど惚れ込んでしまった。

欠点らしい欠点は見当たらないが、カーボン風のデザインは好みが分かれるということと、カメラの出っ張り解消や画面の保護まではできない点には注意が必要だろう。

また、Galaxy Note8 ⇒ Galaxy Note10+ ⇒ Galaxy Note20 Ultraと「MagEZ Case」を使ってきたが、今作が最も取り外しやすいと感じた。従来モデルに比べて、Type-Cポート周辺が大きく空いている構造が関係しているかもしれない。

「MagEZ Case」や「Air Case」は、Galaxyシリーズ以外にもiPhoneやPixel、HUAWEI P40 Pro用なども展開されているので、興味がある方はぜひチェックしてみてほしい。

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。