サムスンは2020年まで、1年に2種類のフラッグシップスマートフォンを発表してきた。Galaxy SシリーズとGalaxy Noteシリーズがその2種類だが、このうちGalaxy Noteシリーズは、Galaxy Note20 / Note20 Ultraを最後に廃止されてしまうと昨年から報じられている。
「2021年にGalaxy Noteは発表されない」「1種類のみ登場する」などさまざまな噂が流れているが、この噂についてサムスンから有力なアナウンスがあったようだ。
Galaxy Noteシリーズ、2022年に新型投入予定
3月17日、韓国にてサムスンの第52回年次株主総会が開催された。そのなかでサムスン側は、チップ不足を理由に挙げ2021年中の新型Galaxy Note(Galaxy Note21)投入は難しいと述べたという。
続けて、「新モデルを出さないわけではない」「従来のスケジュールとは異なるかもしれないが、来年には継続的に出せるように準備している」とも述べた。
つまり、2021年にGalaxy Note21が発表されないという噂はほぼ事実だったと捉えて問題ない。しかし、そこから派生した「Galaxy Noteシリーズは廃止され、Glaaxy Z Foldシリーズと統合される」という類の噂は、現時点では否定されたと考えていいはずだ。
スタイラスペンを内蔵したスマートフォンはGalaxy Note以外にも存在する。しかし、フラッグシップとしてのハイスペックや、シリーズ化による毎年のブラッシュアップを体験できるのはGalaxy Noteだからこその特権だった。
サムスン直々に、少なくともシリーズが継続されるという発言があったことは、Noteファンにとっては嬉しく、安心できるだろう。
サムスンはGalaxy Noteシリーズに関して、次のようなコメントも残していたという。
「Galaxy Noteシリーズは重要な製品カテゴリーであり、10年間に渡って、世界中で愛され続けています。Sペンのユーザーエクスペリエンスは、Samsungが他の誰よりも懸命に取り組んできたジャンルです。(従来と)タイミングは異なるかもしれませんが、Galaxy Noteユーザーをがっかりさせないようにします。」
[source ddaily]
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