9月15日時点で、サムスンの完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」にソフトウェアアップデートがリリースされていることが確認できた。
同アップデートにより、8月に発売された最新モデル、Galaxy Buds2に先行してリリースされていた機能の一部が「Galaxy Buds Pro」でも利用できるようになる。
Galaxy Buds Pro、通話中の「周囲の音」や「片耳ノイズキャンセリング」に対応
本アップデートによって「Galaxy Buds Pro」に追加される新機能は、
- 発信中に「周囲の音(外部音の取り込み)」を有効
- 「1つのイヤホンでノイズコントロール」
- 「周囲の音」のカスタマイズ
の3種類。発信中の「周囲の音」の取り込み機能は、名前の通り通話中に外部音の取り込みが可能になる。これえにより、通話時に自分の声がよりはっきりと聞こえるようになり、長時間の通話が快適になる効果に期待できる。
「1つのイヤホンでノイズコントロール」は、通常両耳に「Galaxy Buds Pro」を装着していないと有効にできないノイズキャンセリングや周囲の音機能を、片耳だけ装着している状態でも有効にできるというもの。
一般的に、片耳だけノイズキャンセリングを有効にすると違和感があるが、より柔軟な使い方ができるようになる分には問題はないだろう。
「周囲の音」のカスタマイズは、左右で取り込むレベルを個別に設定できるようになったほか、取り込む際のトーンをソフトとクリアの間の5段階で調節できるようになった。
「Galaxy Buds Pro」には、ノイズキャンセリングと「周囲の音」をシームレスに繋ぐ音声検出機能が搭載されているため、各機能の性能向上は素直に嬉しい。
なお、上記の機能は、8月の時点で全てGalaxy Buds2に先行してリリースされていた。
本アップデートのバージョンは、R190XXU0AUI2で、ファイルサイズは2.23MB。「Galaxy Buds Pro」をペアリングした状態でGalaxy Werableアプリを開き、「ソフトウェアの更新」をチェックするとアップデートが可能だ。
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