サムスンの新型スマートウォッチGalaxy Watch4シリーズには、従来のTizen OSではなく同OSが統合されたGoogleのWear OSが搭載されている。
そのため、Google Playのアプリを利用できるようになった反面、これまで利用できていたアプリのうちGalaxy StoreにしかないアプリはGalaxy Watch4では利用できない。
サムスンは、自社製アプリについては既にGoogle Play向けに移植を進めており、手洗い習慣化アプリの「Hand Wash」やPowerPoint操作アプリ「PPT Controller」などが既にGoogle Playに公開されている。
Wear OS向けHand Wash」「PPT コントローラー」が登場
「Hand Wash」は、Galaxy Watch4を装着しているだけで手洗いを習慣化できるアプリ。2020年の4月に新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を受けて開発されGalaxy Storeにて公開されたアプリであり、今回改めてGoogle Playにも登場した。
機能としては、ユーザーの手洗いを検出し効果が高まる手洗い時間(約20秒~)を自動でカウントできるほか、手洗いを促すリマインダーも利用できる。また、Tizen OS向けの同アプリでは手洗いの回数や時間を記録したり、前回手を洗ってからの経過時間を常に表示する専用のウォッチフェイスが用意されたりもしていた。
手洗い自体は意識して行っていても、回数や時間などをキッチリ確認しながらというのはどうしても面倒になりがち。アプリの指示通りに完璧に従うのは難しいかもしれないが、本アプリの存在によって少しでも多くの人が手洗いを始めとした衛生的な行動に注目することは、意味のある行動のはずだ。
「PPT Controller」は、Galaxy Watch4でスライドショーを自由に制御できるアプリ。スライドショーの開始と停止、次のページや前のページに移動、時間の確認といった操作に対応している。
また、回転ベゼルを搭載したGalaxy Watch4 Classicであれば、ベゼルの回転でスライドを送ったり戻したりも可能だ。
終了時間を設定してバイブによる通知を受け取ったり、指定した一定時間ごとにバイブを振動させたりといった機能にも対応しており、プレゼンテーションを行う機会が多い方にとってはきっと重宝するアプリのはずだ。
▶Google Playで「Samsung PPT Controller」をチェック
上記以外にも、Galaxy Watch4シリーズはGoogle Playに掲載されているさまざまなアプリを利用可能。Galaxy Watch4 Classicのレビューも公開しているので、興味があればぜひチェックしてみてほしい。
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