先日、海外版のGalaxy Watch4に最新のファームウェアアップデートを適用すると、電源を切ってから起動できなくなってしまう致命的な不具合が発生する可能性があるとお伝えした。
あれから数日が経過し、修正版のアップデートがリリースされていたようなので続報をお伝えする。
Galaxy Watch4、起動不可になる不具合改善のアップデートがリリース
先日リリースされていた不具合を抱えている可能性が高いファームウェアは、「R8xxXXU1GVI3」だった。
Galaxy Watch4を上記のファームウェアにアップデートしてしまうと、一度電源を切った後に一切起動ができなくなってしまう不具合が多数報告されている。
今回改めてリリースされた修正版のファームウェアは、末尾がGVK4のもの。例えば、Galaxy Watch4(SM-R870)であればR870XXU1GVK4だ。
公式の更新ログによると、変更点は「システムの安定性と信頼性の向上」のみ。詳細として「電源操作に関する安定化コードを適用」とも記載されている。
また、アップデート中にエラーが発生する場合があるので重要なデータはバックアップを取るように、という注意喚起も追記されている。
前回Galaxy Watch4をアップデートして文鎮化させてしまったとの報告が相次いでいたRedditをチェックしてみると、本アップデート適用後問題なくGalaxy Watch4を使用できているとの報告が確認できる。
一方、残念ながらGVK4のアップデートを適用しても起動しない・ブートループが発生するなどの不具合が発生している方もいるようで、アップデートする行為がギャンブルか何かのように扱われてしまっている。
一部のユーザーの見解では、アップデートによる不具合の影響を受ける・受けないは所有しているGalaxy Watch4の製造時期によって線引きされるとも言われているが、明確な根拠はなさそうだ。
本件については、続報が入り次第お伝えする予定。
最新のGalaxy Watch5については以下をチェックしてみてほしい。
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