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HUAWEI FreeBuds SE 2 レビュー。バッテリー長持ちの格安軽量イヤホン

3.5

ファーウェイから2023年10月14日に発売された新型の完全ワイヤレスイヤホン、FreeBuds SE 2のレビューをお届けする。

FreeBuds SE 2は、2022年7月に登場したFreeBuds SEの後継モデル。シリーズのなかでも最も安価なエントリーモデルであり、5,000円を下回る価格で購入できるのが魅力だ。

本記事では、HUAWEI FreeBuds SE 2を実際に使用し、装着感や音質、バッテリー持ちなどの機能・性能を詳しく評価しレビューする。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

製品貸与:ファーウェイ・ジャパン

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FreeBuds SE 2のメリット・デメリット

FreeBuds SE 2のメリット・デメリットを簡潔にまとめると以下の通りだ。

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デザインと装着感

FreeBuds SE 2のパッケージ
FreeBuds SE 2の正面デザイン
FreeBuds SE 2の背面デザイン
FreeBuds SE 2の充電端子
FreeBuds SE 2のイヤホンを取り出している様子

まずはFreeBuds SE 2のデザインからレビューしていく。

FreeBuds SE 2はセラミックホワイトとアイランドブルーの2色が展開されており、今回はセラミックホワイトをお借りしていた。

ケースの形状は丸みを帯びたスクエアタイプで、完全ワイヤレスイヤホンとしては比較的コンパクトな部類だ。

重量も軽く、取り回しについてストレスを感じるシーンはほとんどないと言っていい。

手に持ったときの質感はいかにも樹脂という具合で、特別高級感を体験できるようなタイプではない。しかし、5,000円未満という価格を考慮すれば十分なクオリティだ。

ケースを開くと、FreeBuds SE 2本体が縦向きに収納されている。イヤホンはマグネットでしっかりと固定されているので逆さまにしても落ちる心配は少なく、蓋も余裕をもって開くため出し入れもスムーズに行えた。

イヤホンのデザインはAppleのAirPodsシリーズでも見慣れた軸のあるタイプ。

片側約3.8gと非常に軽く、人間工学に基づいた分析・30万以上の耳道特徴分析などのおかげかフィット感もかなりよい。

バッテリー持続時間の検証のために長時間連続で装着してみたが、痛みを感じたり圧迫感を覚えたりといったこともなく、とても快適に音楽を楽しめた。

イヤホンはIP54の防水防塵にも対応しているので汗や雨による水濡れを気にする必要がなく、屋外でも使いやすい。

ただし、耳に引っかけて装着するインナーイヤー型(開放型)であることとイヤホンの重量が軽いことなどの影響か、ランニングの際には振動でやや外れやすくも感じた。

あまり激しい運動には向いてなさそうだったので、ウォーキングなどのお供として使うのがいいだろう。

音質

FreeBuds SE 2の音質

FreeBuds SE 2を使って音楽を聴いたり動画を視聴したりWeb会議に参加したりなど、さまざまな使い方をしてみた。

音質は可もなく不可もなくといった具合で、無難な印象。低音も高音も極端に偏ることなく、バランスのよいサウンドを楽しめる。

FreeBuds 5のようにLDACには対応していないのでハイレゾ特有のドッと音の情報が押し寄せてくるような体験はできないものの、ライトに音楽を楽しみたいのであれば特に不満も出ないだろう。

また、スマホにHUAWEI AI Lifeアプリをインストールすれば、「低音強調」「高音強調」「音声」といったイコライザーのプリセットを適用できる。

通信規格としてBluetooth 5.3に対応しているおかげか通信は安定しており、動画視聴の際の遅延はほとんど気にならない。

Web会議や通話の際に活用してみたところ、相手の声をハッキリと聞き取れるのはもちろん、通話用のノイズキャンセリング機能のおかげかこちらの声もクリアで話しやすかったとの感想を貰えたので、マイクの品質も上々だ。

インナーイヤー型の特性上、周囲の音が自然と耳に入ってきやすいため、音楽や動画などに没入しにくい一方で周囲に気を配りやすいのも魅力。

軽快なフィット感のおかげで長時間の使用も苦になりにくく、運動や仕事、家事などの際の「ながら聴き」にピッタリなイヤホンだと感じた。

アプリでできること

アプリでできること

FreeBuds SE 2は、ほかのHUAWEI FreeBudsシリーズと同様にHUAWEI AI Lifeアプリに対応している。

ノイズキャンセリングや外音取り込みには対応していないものの、前述のイコライザー選択のほか、バッテリー残量のチェックやジェスチャー操作のカスタマイズ、イヤホン探索機能などを利用できる。

特に、低価格なモデルながら軸部分のタッチ操作をカスタマイズできるのは嬉しいポイント。カスタマイズできるのはダブルタップと長押しで、使わない場合は「なし」という選択肢もあるため不意な接触による誤操作も防止できる。

  • ダブルタップの機能:再生/停止 or 電話の応答/終了 or 音声アシスタントの起動など
  • 長押しの機能:着信拒否

電池持ち

FreeBuds SE 2の電池持ち

公式サイトのスペックシートによると、FreeBuds SE 2はフル充電後最大9時間連続で音楽を再生できるとのこと。

実際にFreeBuds SE 2を使用し、バッテリーがゼロになるまでの時間を計測して電池持ちを検証した。

検証環境
  • 接続デバイス:Galaxy S23 Ultra
  • 使用アプリ:Amazon Music
  • バッテリー確認アプリ:AI Life
  • コーデック:LDAC(再生する曲は全てUltra HD)
経過時間バッテリー残量
0分100%
1時間左:94% 右:92%
2時間左:83% 右:80%
3時間左:74% 右:70%
4時間左:66% 右:62%
5時間左:56% 右:54%
6時間左:40% 右:36%
7時間左:29% 右:21%
8時間左:14% 右:10%
9時間左:6% 右:0%

結果は表の通り約9時間の電池持ちだったので、概ねスペックシート通りということになる。念のために2回検証を繰り返してみたが結果はほとんど同じだった。

ファーウェイのFreeBudsシリーズの電池持ちはモデルによって大幅に差があるが、FreeBuds SE 2はかなり長持ちする部類と言える。

ノイズキャンセリング機能が必須条件ではないのであれば、価格とバッテリーの面からFreeBuds SE 2も有力な選択肢だ。

FreeBuds SEとの比較。どこが変わった?

約1年前に登場したFreeBuds SEと今作FreeBuds SE 2の変更点をザっとまとめると以下の通り。

  • デザイン:横長のケースがコンパクトなスクエアタイプに変更
  • スタイル:セミオープン・カナル型からインナーイヤー型に変更
  • 重量:片側約5.1gから約3.8gまで軽量化
  • 電池持ち:スペックシート上の電池持ちが約6時間から約9時間まで向上
  • 通信規格:Blutooth5.2からBlutooth5.3に変更
  • 防水防塵に対応

そのほか、HUAWEI FreeBudsシリーズの比較は以下の記事にまとめてあるので、興味のある方はあわせてチェックしてみてほしい。

お得に購入するなら公式ストアのチェックも忘れずに

HUAWEI FreeBuds SE 2は、Amazonや楽天、Yahoo(PayPayモール)など定番ECサイトのほか、公式オンラインストアであるHUAWEI STORE からも購入できる。

特に、HUAWEI公式オンラインストアでは定期的にセールが開催されていたりさまざまなクーポンが更新されていたりするので注目だ。

場合によってはAmazonや楽天から購入するよりもかなりお得にゲットできるタイミングもあるので、購入を検討している場合はまず以下のリンクから公式ストアのクーポン情報をチェックしてみてほしい。

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FreeBuds SE 2のスペック

Bluetooth規格BT 5.3マルチポイント接続非対応
対応コーデックSBC / AAC電池容量各イヤホン:41 mAh
充電ケース:510 mAh
ドライバー10 mm充電USB-Type-C
(ワイヤレス充電非対応)
耐水IP54(イヤホンのみ)専用アプリHUAWEI AI Life

コメント

ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。