ファーウェイ・ジャパンは3月8日、新型の4Kディスプレイ「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」を発表した。
同モニターは、3月18日に発売される予定。市場想定価格は税込み79,800円。タッチ&トライに参加し、さっそく実機をチェックしてきた。
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HUAWEI MateView 28 Standard Editionの実機をチェック
「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」は、昨年発表されたフラッグシップモニターである「MateView」の兄弟モデル。
前モデルに搭載されていたワイヤレス投影・Bluetooth・NFCといった無線機能を省き、より購入しやすい価格を実現した。
画面サイズは28.2インチ。解像度は3840×2560ピクセルで、アスペクト比は3:2。16 : 9のモデルよりも縦の表示領域が約18.5%広く、より多くの情報を映し出せる。動画編集ソフトのタイムラインやイラストアプリのパレットなどを表示させても、メインエリアやプレビューも大きく映し出せるはずだ。
ベゼル幅が約6mmと細く、画面占有率は94%を実現。シネマレベルの色域DCI-P3を98%カバーし、表現できる色数は10億7000万色に達する。展示機で実際にプロモーションビデオをチェックしてみたが、ある色から別の色へのグラデーションが自然で、色彩豊かで迫力のある映像を視聴できた。
スタンド部分には、6160個のサウンドホールを備えた5Wのデュアルスピーカーを搭載。別途スピーカーを用意しなくても、迫力のある音声を再生可能だ。
スピーカー自体が裏面や底面ではなく正面を向いているため、音をダイレクトに感じられたのが印象的。ある程度音量を上げてみたが割れることはなく、違和感のないサウンドを楽しめた。
会場では試せなかったが、ノイズキャンリング機能に対応したマイクも2つ搭載されている。約4m離れた場所からでも音声をクリアにピックアップするとのことなので、リモートワークやオンライン会議などでも便利に活用できそうだ。
前モデルからワイヤレス関連の機能が省略された今作「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」だが、特徴の1つであったタッチバーは健在。
底面に軽く触れるだけでメニューが表示され、タップで簡単に項目を選択できる。また、左右にスワイプすれば直感的に音量調節も可能だった。
搭載されている端子は、正面から見て右側面にUSB Type-Aポートが2基、Type-Cポートが1基とイヤホンジャック。背面側に Type-Cポート ・HDMI・Mini DPが各1基ずつ。
タッチ&トライの会場ではHUAWEI MateBook Eと本製品をType-Cポートで接続し、画面を出力しながら電源供給を同時に行っていた。
価格と発売日
「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」は、3月18日に発売される予定。ファーウェイ公式サイトでは、税込み79,800円にて掲載されているほか、Amazonでも予約を受け付け中だ。
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