ファーウェイ・ジャパンとOWNDAYS株式会社は5月26日、オーディオグラスのコラボモデル「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」を発表した。
発売予定日は6月3日で、価格は税込32,780円。OWNDAYSオンラインストアにて予約受付が開始されている。
聴こえるメガネ「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」
「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」は、ファーウェイのオーディオグラスHUAWEI Eyewearのうち、フロントフレーム部分をOWNDAYSが手掛けたコラボモデル。スクエア型とウェリントン型の2デザインに各ブラックとグレーの2色、合計4パターンが用意される。
どちらのモデルも一般的なメガネと遜色ないスタイリッシュなデザインに仕上げられており、ビジネスからプライベートまでシーンを選ばずに着用可能。第三者がこのメガネを見て、すぐにオーディオグラスだと見抜かれることはまずなさそうだ。
オーディオグラスではあるもののメインの用途はメガネでもあるため、レンズのセットにも対応。ファーウェイが販売・製造するのはフレームのみであり、全国のOWNDAYS店舗ではレンズも追加可能。
あらゆる度数のユーザーに最適な薄さの非球面レンズ提供できるほか、オプションでカラーレンズやブルーライトカットレンズなどのカスタマイズにも対応する。
従来のHUAWEI Eyewearとの違いのひとつは、フレーム内側にOWNDAYSのロゴが確認できる点。その他の形状やデザインには大きな違いは見られない。
また、レンズの隣にひし形のマグネットパーツを搭載しているのも、「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」特有の仕様。
別売りの専用SNAP LENSをマグネットで取り付けると、ワンタッチでメガネ ⇔ サングラスを切り替えられる。
装着感は?
体験会会場で実際に「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」を装着してみたが、付け心地・かけ心地に違和感はない。筆者は普段メガネをかけていないため比較はできないが、少なくともイヤホンのようなガジェットを身に着けている感覚はほとんどないに等しい。
モデルによって細かな数値は異なるが、本機の重量は約35~39g程度。一般的なメガネと大きく違わない重量を実現している点が、自然なフィット感に貢献していると考えられる。
音質と音漏れについて
「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」は、128mm²の大型振動板を搭載している。短時間ではあるが実際に体験会会場で試聴させてもらった。
音質の感想を端的に述べると、思っていた以上にしっかりと音が鳴るという点が印象的だった。スマートフォン側の表示でボリュームは40%程度、周囲はガヤガヤ・ザワザワした環境だったが、十分すぎるくらいには音が聴こえた。
音量をそこまで上げなくてもしっかりと音が耳に届く理由は、指向性スピーカーの採用。耳に向かってピンポイントに音が向かってくるため、無駄に音量を上げる必要がないそうだ。
また、指向性は音漏れの軽減にも一役買っている。メガネから音が鳴ると聞くと周囲に音が漏れてしまうのでは?と考えるのが普通で、筆者もその場で音漏れについても質問してみた。
実際にそばにいた広報の方に本機を装着してもらい、自分が試したときと同様の音量で音楽を流してみたが、音漏れは全くといっていいほど感じない。指向性のほか、音漏れ防止ホールや漏れた音を打ち消す機能など音漏れを最小限に抑える機能も搭載されているようで、しっかりと効果が発揮されている。
もちろん、人との距離が極端に近い満員電車や静かなエレベーターなど、環境によっては音漏れを完全に防ぐことはできない。しかし、一般的なイヤホンと同じように気を付けていれば問題ないレベルだと感じた。
価格と発売日
「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」の発売予定日は6月3日で、価格は税込32,780円。OWNDAYSオンラインストアにて予約受付が開始されている。
日常使いはもちろん、アウトドアやオンライン会議など様々なシーンで着用できる。興味がある方はぜひチェックしてみてほしい。
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