Galaxy Watch6やGalaxy Watch5シリーズには、温度センサーが搭載されている。
Galaxy Watch5発表時には有効化されていなかったが、Galaxy Watch6の登場にあわせてこのセンサーを利用してさまざまな温度を計測できるアプリが登場した。
そこで本記事では、Galaxy Watch6 / Watch6 Classicを利用して温度計測をする方法を解説する。
Galaxy Watch6で温度測定をする方法
Galaxy Watch6で温度を計測するには、Thermo Checkというアプリをインストールする必要がある。
インストールの際、スマホにGalaxy Watch6をペアリングしていれば自動的にウォッチ側にもアプリがインストールされるはずだ。
スマホ側のThermo Checkアプリは、計測した温度の記録を見る機能くらいしか搭載されていない。メインは、Galaxy Watch6にインストールしたアプリとなる。
Galaxy Watch側のThermo Checkを起動すると、
- Living
- Water
という2つのメニューが表示される。
Livingは、食べ物や飲み物などにセンサーを近づけて温度を計測するモードだ。
一方、WaterはGalaxy Watch6ごと水のなかに沈めてしまい、水の温度を計測するのに利用できる。
実際に温度を計測してみる
Livingモードを利用して、氷の温度を測ってみよう。
Galaxy Watch6でThermo Checkを起動し、Livingをタップすると「One Time」と「Multi Time」という項目が表示されるので、好きな方を選択しよう。
- One Time:ボタンをタップするごとに1回ずつ温度を測る
- Multi Time:停止ボタンをタップするまで連続で温度を測り続ける
続いて、「Basic」「Metal「Plastic Wood」「Water Surface」という4つのメニューが表示される。これはシンプルに「何の温度を測りたいか?」で選べばOK。
「Water Surface」と迷ったが、今回は「Basic」を選択する。
すると、「時計を手首から外す」「温度を測りたい対象にセンサーを近づける」といった案内が表示されるので指示に従う。
「Check」ボタンをタップすると、温度の計測が開始される。
冷凍庫から出した直後の氷の温度を測ってみたところ、温度は-3℃と表示された。
続いて、給湯器を39℃に設定した状態でお湯を容器にため、「Water Surface」モードで温度を測ってみたところ、
さすがに厳密な測定は難しいのかもしれないが、それなりに実用的な精度が出ているのではないかと思う。
温度センサーの使い道
Thermo Checkを利用した温度測定はかなり面白い機能ではあるものの、あくまでもサブウェポン。Galaxy Watch6での主な使い方は、皮膚温度の計測だ。
設定を有効にしておくと睡眠中の皮膚温度を記録できるので、さまざまな健康管理に役立てられる。
そのほか、Galaxy Watch6やGalaxy Watch5の詳細については以下の記事で紹介しているので、興味があればあわせてチェックしてみてほしい。
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