ソフトバンクの2019年-2020年冬春モデルとして発表されたLG G8X ThinQ。ディスプレイを搭載した専用のカバーを装着することで2画面スマートフォンとして利用できるという、珍しいギミックが注目されている1台です。
本記事では、LG G8X ThinQのスペックや機能、特徴、日本での発売日や価格など詳細な情報をまとめて紹介します。
スペック
OS | Androi 9 |
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ディスプレイ |
約6.4インチOLED 2,340×1,080ドット LGデュアルスクリーン(専用ケースのディスプレイも同サイズ・同解像度) |
プロセッサ | Snapdragon 855 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 64GB |
メインカメラ | デュアルカメラ(約1,200万画素+約1,300万画素) |
インカメラ | 約3,200万画素 |
バッテリー | 4,000mAh ワイヤレス充電対応 |
その他 |
画面内指紋認証・ワンセグ・フルセグ・おサイフケータイ対応。防水防塵対応(LGデュアルスクリーンは非対応) |
LG G8X ThinQのスペックは上記の通り。プロセッサには現時点で最高クラスのSnapdragon 855を搭載していますが、メモリとストレージは6GB / 64GBとハイエンドとしては意外と控えめ。特に2画面で別々のアプリを動作可能である点が特徴の本機。メモリ容量だけを見ると動作にはやや不安が残りますので、ぜひ実機を触って確かめてみたいところです。
デザイン
G8X ThinQは、昨今のハイエンドスマートフォンとしてはベゼルが目立つ印象。特に上下のベゼルは太く、水滴型のノッチが付いてはいますがその必要性にはやや疑問が残ります。カバーを付けることを強く意識したデバイスであるためかデザインは非常にシンプルで、カラーバリエーションも「 オーロラブラック 」1色のみとなっています。
特徴: LGデュアルスクリーンで2画面スマホに
※一部メディアでは専用ケース「 LGデュアルスクリーン 」は同梱されるのではなく別売りになるような書き方がされていましたが、実際のところは同梱されているようです。
LGデュアルスクリーンは、閉じると時刻などの情報を表示してくれるカバーディスプレイとなります。見開き状態ではサイズ・解像度が全く同じディスプレイが2枚並んだ状態となり、 LGデュアルスクリーン側にはノッチまで再現されています。
LGデュアルスクリーンのヒンジは360°フリーストップ。好みの位置で固定させ、ノートPCやゲーム機のような使い方も可能です。
ゲーミング機能
ゲームアプリを起動した際は、本体側のディスプレイをゲームパッドとして利用可能。外部接続のゲームパッドに対応したゲームアプリであれば複数用意されたパッドデザインの中から最適なものを選択し、プレイが可能です。なお、パッド非対応のゲームアプリであっても独自にカスタマイズできる機能も用意されているとのことですが、どこまで自由度があるのかは不明です。
2画面を活かしたカメラモード
360°回転可能なケースがディスプレイになっているという構造上、メインの背面カメラはディスプレイを開いた状態でなければ使えないのは仕方のないところでしょう。一方で2画面であることを活かした一風変わったカメラモードも用意されています。
まずは俯瞰撮影の際に活躍しそうな「ミラーモード」。プレビュー画面をLGデュアルスクリーン側のディスプレイにも表示してくれる機能で、360°好きな位置で固定できるためハイアングル・ローアングルの撮影時にも役に立ってくれそうです。
セルフィーの際に役立ちそうなのがこちらの「レフ版モード」。LGデュアルスクリーンを好みのホワイトバランスで発光させることで、顔に当たる光の色味や強さを自在に変えられるというもの。自撮りの差には余ってしまう1枚のディスプレイを非常に贅沢に使っています。
価格・発売日
LG G8X ThinQは、日本ではソフトバンクのみが取り扱う予定。価格は税込5万5440円で、11月29日午前10時より予約受付が開始され、12月6日より発売される予定です。
(source LG)
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