9月9日、Vivaldi Technologiesは同社が開発しているウェブブラウザ「Vivaldi」のAndroid版をリリースしました。
Android版「Vivaldi」はAndroid 5.0以上の端末に対応し、Google Playからインストールが可能。なお現時点ではまだβ版という扱いになっています。
自在なタブ管理、メモなどデスクトップ版の人気機能を搭載
Android版「Vivaldi」の概要は上記画像の通り。基本機能は画面下部に集中しており、タブの切替、デスクトップ版Vivaldiではおなじみの「パネル」、中央には検索機能も搭載されています。
筆者はデスクトップ版Vivaldiのユーザーですが、Vivaldiを利用している大きな理由に「タブ管理の自由度の高さ」が挙げられます。タブのサイズや見た目、配置、スタック(グループ化)などカスタマイズできる項目が豊富に用意されており、ユーザーそれぞれが好き勝手な使い方ができることが何よりの魅力です。
Android版でも強力なタブ管理機能は健在のようで、タブスイッチャーを使えば、ユーザーはスワイプで自分のタブを管理し、開いているタブ、プライベートタブ、最近閉じたタブ、さらには別のデバイスで開いているタブを素早く見つけることが可能。常に大量のタブを開きっぱなしにしている筆者とっては大変ありがたい機能です。
ブラウジング中に見つけた情報や急に浮かんだアイデアなどを、アプリを切り替えることなくその場で書き留めておくことができるメモは、デスクトップ版Vivaldiの人気機能。
メモはAndroid版でも同じように利用でき、デバイス間で同期することが可能。デスクトップで行っていた調べ物の続きをいつでも手元のモバイルブラウザーで続行可能です。
Viavldiにはブラウザの機能としてスクリーンショットの撮影が可能です。表示されている部分のみを保存するだけでなく、ウェブページ全体のスクリーンショットを保存することも可能なので重宝する機能ではないでしょうか。
Android版のVivaldiはデスクトップ版同様に特長的なルックアンドフィール、メモをはじめとするお馴染みのビルトインツール、オリジナルなUIを有しています。長い間「Android版はまだだろうか」と思い続けてきましたので、今後の安定板にもぜひ期待したいですね。
Vivaldi ベータバージョンは、Google Playからダウンロード可能です。Android 5.0もしくはそれ以上のバージョンに対応しています。
(source @Press)
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