サムスンがAndroid向けに提供しているブラウザ「Samsung Internet」は、非常に多機能かつ高性能で筆者も愛用している。
一方、これまでPC版が存在しなかったのでタブやブックマーク、履歴、パスワードなどをスマホとPC間で同期したい場合にやや不便だった。
しかし、本日から状況は少しずつ変わるはずだ。11月29日現在、Samsung InternetのWindows版がMicrosoft Storeに登場しており、インストールできるようになっている。
Windows版Samsung Internetが登場するも完成度はまだまだ
Windows版Samsung Internetは、Windows搭載PCであればブランドを問わずインストールできる。
Galaxy Bookシリーズのような、サムスン製PCである必要はない。
簡単に触ってみたところ、まだまだ機能はあまり多くないと感じた。現在のWindows版Samsung Internetで同期できるデータは以下の通りだ。
- 閲覧履歴
- ブックマーク
- 保存したWebページ
- 開いているタブ
各種パスワードの同期ができないのは残念だが、近いうちにできるようになると期待したい。
なお、これらのデータを同期するにはSamsungアカウントにログインする必要があり、SamsungアカウントにログインするにはMicrosoft Storeで「Samsung Account」というアプリをインストールする必要がある(ログインしようとするとインストール画面まで遷移するので探す手間はかからない)。
表示されている大部分が日本語化されているうえ、ChromeやMicrosoft Edgeといったほかのブラウザから閲覧履歴、ブックマークなどをインポートする機能も搭載されているので、メインのブラウザとして乗り換える作業もスムーズに行えるはずだ。
拡張機能はサポートしている?
Windows版Samsung InternetはChromiumベースのブラウザであり、設定画面を見た限りでは拡張機能もサポートしている。
しかし、いくつか拡張機能をChromeウェブストアからインストールしてみようと試みたところ、全て追加ボタンがグレーアウトしておりインストールはできなかった。
ここも、近日中に改善されることに期待したいポイントだ。
インストールはこちらから
Windows版Samsung Internetは、Microsoft Storeからインストール可能。
前述の通りGalaxyブランドのPCである必要はなく、Windows 10以降を搭載していれば問題なく動作するはずだ。
▶Microsoft StoreでWindows版Samsung Internetをインストール
11月30日現在、日本からではインストールができなくなっているようです(執筆時点ではインストールできました)。変化があり次第また追記します。
コメント
情報ありがとうございます!
Samsung Internet愛好家なので嬉しいです!!
僕もお気に入りです!
まだ出たばかりだからか色々と不足気味ですが、Androidでちゃんと実績があるので今後に期待です!