熱烈なファンが多いSペンに対応したGalaxy Noteシリーズの最新モデルGalaxy Note8を購入しました。昨年のGalaxy Note7はバッテリーに問題があり、日本では公式ページまでありながら発売が見送られてしまい何とも歯がゆい思いをしましたがその分Note8への期待は高まり、まだ届いて2日でまともに設定すらできていませんがとりあえずその喜びと外観を中心に写真で紹介していきます。
Galaxy Note8開封
パッケージはこんな感じ。ドコモ版です。
箱からさらに箱が出てきます。
付属品一覧。クイックスタートガイド、SIMピン、クリアケース、TV用アンテナ、イヤホン、ケーブル類、Sペンのペン先交換セットなど豊富です。しかし付属のケーブルは旧機種からのデータ移行用ということなのかMicro USBとなっており、変換用のアダプタもUSB Aのメス⇒typeCとなっています。充電用のケーブルやACアダプタが同梱されていることに慣れている人はちょっと戸惑う部分かもしれませんし、そうでなくとも付属のケーブルが端末に繋がらないとtypeCケーブルを持っていない人は購入時点で充電不可なわけですからあまり親切ではないですね。
イヤホンが付属品ながらAKGブランドというのは嬉しいポイント。
外観を写真でチェック
まずは上部から。SIMトレイはここにあります。アンテナラインも見えますね。
続いて下部。中央にtypeCポート、左にはしっかりとイヤホンジャックが存在し、右にNoteシリーズの要であるSペンがあります。
右側面は電源ボタンのみ。
左側面は上から音量ボタンとBixbyボタン。Bixbyボタンはどう見ても電源にしか見えず、手に取って2日目ですが既に何度も押し間違えています。現状では正直あまり使い道が思いつきませんがBixbyとBixbyボタンの活用についても今後試行錯誤していきたいです。
ディスプレイの四隅はS8と比べ若干角ばっており、またサイドのエッジ部分も傾斜が急になっているように見えます。Sペンで書き込みをすることを考慮しているのでしょうね。
前面はこんな感じ。上下左右のベゼルが極限まで削ぎ落されているのがわかります。
背面も艶のあるガラス製。ZenFone 4やhonor9などガラス製の背面が個性的なデザインとなっている端末も多く、Galaxyもかつてはギラギラしたモデルもありましたがそれらと比較すると非常にシンプルで落ち着いた大人なデザイン。そのためカラバリにもっと選択肢が欲しいところではありますが現在日本ではミッドナイトブラックとメープルゴールドの2色展開なのは残念なところ。個人的にはオーキッドグレーがあれば間違いなく飛びついていたのですが。
カメラと指紋センサー部分。S8ではカメラを指紋センサーと間違って触れてしまうというユーザーが多かったらしく二つの間にフラッシュなどを配置することで改善。その分指紋センサーの位置が遠くなってしまっており、後述しますが使い勝手の部分で不安が残ります。
また、今ではすっかり当たり前になっているデュアルカメラですが、Galaxyでは初の搭載になります。カメラの評価が常に高かったGalaxyですのでこちらは非常に楽しみな部分です。
Note8を持ってみた時のサイズ感はこんな感じ。左右のエッジと18.5 : 9の縦長なアスペクト比のおかげで6.3インチの大画面ということを感じさせないほどにはコンパクトにまとまっています。
普段使っているMate9と並べてみたところ。Mate9は5.9インチですが持った時の手への収まりの良さは間違いなく6.3インチのNote8に軍配が上がります。Mate9も左右のベゼルはかなり削ぎ落されているのでこの2機種を持ち比べると縦長ディスプレイの実力がよくわかります。
どれにする?最適な認証方法
Note8はロック解除のための生体認証として虹彩認証、指紋認証、 顔認証の3つの手段が用意されています。スマホは手に持って手で指で操作するものと考えれば間違いなく指紋認証が手軽なのですが、上の写真のようのNote8の指紋センサーの位置はとても自然に指が置けるとは言えません。比較として、現在メインで使っているMate9は大きさこそNote8より一回り程度ありますが指紋センサーの位置は中央で何も意識しなくとも自然と指を置くことができ、ポケットから取り出したら既にロック解除されてホーム画面、という状況を簡単に作り出せました。
しかしNote8はボディが縦に長いことと指紋センサーの位置が中央から外れていることで、少なくとも私は目一杯指を伸ばす必要がありそうでした。
となるとメインで使う認証は指紋以外の虹彩か顔になりそうですがどちらも端末を覗き込む必要があり、慣れで指紋と同程度までスムーズになるかはやってみるまで分かりません。状況による使い分けも有効だと思いますし、その辺りの使い勝手も追って記事にできればと思っています。
Noteシリーズのアイデンティティ、Sペン
Noteシリーズの最も重要な要素であるSペン。スタイラスペンを内蔵できるというギミックそれだけで十分かっこいいです。
Sペンそのものはマットっぽいプラスチックで本体と比べると若干チープさは否めません。上部はノック式ボールペンのようにカチッと押すことができ、Sペンを取り出すときは1度押すことで上部が少し飛び上がってSペンを引っ張り出せるようになっています。ちなみにSペンを取り出した後でも上部のカチカチは可能なのでボールペンなどでカチカチするのが好きで癖のようになっている人もSペンでほぼ同じ感触を体験できます。
Sペンのペン先。太さは0.7mmで通常のボールペンと同じだけになり、ますます書きやすくなっています。
私が過去に使ったことのあるNoteシリーズはNote Edgeですが、興味があったのはエッジスクリーンの方で正直なところSペンはそこまで活用できていませんでした。過去のSペンとNote8のそれは筆圧検知やペン先の細さなど違いがすぐに実感できそうな部分も相当に進化しているようなので今度は存分に使い倒していきたいと思います。
まとめ
ペンが内蔵されただけのGalaxy S8と言ってしまえばそれまでですが、Galaxyの中でも最先端を行くのがNoteシリーズなので、初のデュアルカメラなど少しでも最新の技術に触れられるというのも実はポイントなのかなと思います。大画面ながら縦に長いサイズ感とガラスに包まれツルツルと滑らかな質感のボディのおかげで第一印象はとにかくスマートといったところ。これから先カメラやSペンなどこれでもかというくらい詰め込まれた機能を試してみるのはもちろん、GalaxyはAndroid端末の中では比較的アクセサリーが充実しており、エッジディスプレイなど特徴的な外観もあるのでそちらの方面もいろいろレビューできればなと思っています。
Amazonでは基本的に海外製のSIMフリーモデルが中心に販売されています。国内モデルはドコモなどキャリアで購入するか少しづつ出回り始めている白ロムを狙うのが良いでしょう。
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