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シャープ、AQUOS sense3のSIMフリー版を11月27日から発売。おサイフケータイ・DSDV・アップデートなど魅力多数

シャープはミドルレンジスマートフォンAQUOS sense3のSIMフリー版(SH-M12)を、11月27日より発売することを発表しました。

AQUOS sense3はドコモからは11月1日、auからは11月2日、UQモバイルからは11月8日に発売済み。キャリアでの発売からほとんど遅れることなくSIMフリー市場にも投入してくる形になります。

価格は3万円台になる見込み。参考までに上記3つの販路での価格は以下の通りです。

ドコモ au UQモバイル
実質支払額 31,680円 36,720円 3万5640円
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SIMフリー版AQUOS sense3はDSDVに対応

キャリア、SIMフリーの両方で販売されるAQUOS sense3ですが、その仕様は微妙に異なります。それは、SIMフリー版のAQUOS sense3はDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しているという点。

au版AQUOS sense3

au版AQUOS sense3

2枚のSIMで同時に待受し、通信を行いながらVoLTEの高品質通話が可能であるDSDV。単純な節約からプライベートと仕事用で番号を分けたい場合や海外旅行に行く場合、異なる事業者のSIMカードを組み合わせることによる災害時のリスク分散などそのメリットは非常に大きいのですが、残念ながら本機に関わらずキャリアの端末では潰されてしまう機能の筆頭です。

その点SIMフリー版AQUOS sense3がDSDVに対応していることは、キャリア版との差別化という点で大きな意味を持っています。外出先から会社に戻ると自動でSIMを切り替える機能も搭載されるなど、法人による利用も見据えた、SIMフリー版ならではの注目機能と言えるでしょう。

一方でキャリア版同様にFelicaを搭載したことによるおサイフケータイにも対応。これによりAQUOS sense3は、OPPOのR15 ProとReno Aに続く3機種目のDSDVとおサイフケータイの両方に対応したSIMフリースマートフォンとなりました。

このキャッシュレス時代、SIMフリーに移行したくてもおサイフケータイが手放せないというユーザーは大勢いるはず。SIMフリー + DSDV + おサイフケータイという組み合わせは一見ニッチな需要に思えるかもしれませんが、分離プランによって端末選択の自由度が増した今のタイミングでこれら全てをカバーできているのは、先を見据えた一手だと感じます。

SIMフリーでもアップデート保証

SIMフリーに限った話ではないかもしれませんが、ミドルレンジのスマートフォンはアップデートをないがしろにされがち。その点シャープは、発売から2年間、最大2回のOSアップデートを保証していますので、長期間でも安心して利用可能です。

スペック

OS Android 9
ディスプレイ 5.5インチ 1,080×2,160
プロセッサ Snapdragon 630
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
カメラ

標準カメラ:約1,200万画素
広角カメラ:約1,200万画素

バッテリー 4,000mAh
サイズ・重量 W70×H147×D8.9mm、167g
その他 Felica搭載(おサイフケータイ対応)、防水防塵

AQUOS sense3の主なスペックはこちら。サイズのわりに大容量なバッテリーはIGZO液晶との組み合わせのおかげもあり長時間駆動が可能で、1日1時間程度の使い方であれば1週間持続するとの触れ込み。その代わりに今時のスマートフォンとしてはやや厚みが感じられ、手に取ったときにズッシリと重量も感じられるのは仕方のないところでしょう。

手に取った際の簡単な感想はハンズオンレビューとして既に当サイトでも公開していますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。