BoostIO株式会社は1月8日、開発者向けのノートサービスBoost Noteを一般公開したことを発表しました。
BoostIO株式会社は、これまで3年間にわたり旧Boostnoteをオープンソースで公開。60万人以上のユーザーを抱え、国内のオープンソースプロジェクトとしてはトップクラスの活性度を誇るサービスに成長していました。
一新されたBoost Note。独自のクラウドによるデバイス間の同期が可能に
旧BoostnoteからBoost Noteとして改めて公開された本サービスでは、マルチデバイスで快適に利用することを目的として大きく4つの機能が追加されています。
- ブラウザ版の提供
- リニューアルされたmacOS・Windows・Linuxアプリの提供
- 独自のクラウドでデバイス間の同期
- CouchDB・PouchDBを用いたGitライクなファイルシステムの提供
これまで提供されてきたベータ版のデスクトップアプリとは別に、リニューアルされたクロスプラットフォーム対応のデスクトップアプリがリリースされ、それと同時にブラウザアプリも登場。
また、旧BoostnoteではDropBoxやGoogleドライブ等既存のクラウドサービスと連携することで複数デバイス間でのノートの共有を実現していましたが、リニューアルされたBoost Noteでは独自にクラウドストレージを用意。PCであればどこからでも自分のノートにアクセスできるようになりました。
機能 | ベーシック | プレミアム |
---|---|---|
ウェブアプリ | 〇 | 〇 |
デスクトップアプリ (Mac/Windows/Linux) | 〇 | 〇 |
モバイルアプリ (iOS/Android) | 〇 | 〇 |
デバイス間のデータ同期 | 〇 | 〇 |
ローカルストレージ | 無限 | 無限 |
クラウドスレージ | 100MB | 2GB |
価格 | 無料 |
月額3ドル その後5GB毎に$5/月 |
クラウドストレージの登場に伴いプレミアムプランも用意。無料のベーシックプランでも100MBは利用できます。
さらに1月中にはモバイルアプリのリリースも控えているとのこと。過去に旧BoostnoteのiOS / Android用アプリBoostnote mobileがリリースされた際は目立ったアップデートがないまますぐに開発はストップされてしまいましたが、今回はデバイス間同期など主要な機能が搭載されたうえでリリースされることに期待できます。
Boost Noteの詳細やダウンロードは以下のページから。
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