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Galaxy S20に隠された「96Hzのリフレッシュレート」を有効にする方法

サムスンの最新スマートフォンGalaxy S20は、一般的な60Hzのリフレッシュレートに加え解像度をフルHD+相当に落とすことを条件により高速な120Hzのリフレッシュレートにも対応しています。

これら2つのリフレッシュレートは端末の温度やバッテリーの消費状況に応じて自動で調整されるほか、設定から自由に変更が可能となっています。

また、Galaxy S20には60Hzと120Hzの中間に当たる96Hzのリフレッシュレートと、60Hzよりも小さい48Hzの設定が用意されていることも解析により判明しています。ただし96Hzと48Hzの設定は表示されないように隠されているため、一般的な方法では有効化することができません。

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Galaxy S20の「96Hzのリフレッシュレート」を有効にするアプリが登場

96Hzと48Hzのリフレッシュレートは、ADBコマンドを用いることで強制的に有効化することはできるようですが、XDA Developersではコマンド操作による手間を省くことを目的に120Hzと96Hzのリフレッシュレートをボタンで切り替えられるアプリを公開しています。⇒アプリはこちら

120Hzと96Hzのリフレッシュレートをボタンで切り替えられるアプリ

同アプリを有効にすると、画面を上から下にスワイプした際に表示されるクイック設定パネルに96Hzと120Hzのトグルボタンが表示されます。このボタンをタップすることでそれぞれのリフレッシュレートに切り替えることが可能です。

ちなみに、リフレッシュレート96Hzのモードは120Hzのときと同様に解像度がフルHD+相当に制限されるようです。

120Hzのリフレッシュレートは滑らかで快適なユーザー体験を提供しますが、その分バッテリー消費が非常に激しいことも指摘されています。実際、WQHD+の解像度で120Hzのリフレッシュレートが設定不可になっている主な理由の1つがバッテリー消費であるとも言われています。

そのため、60Hzよりは滑らかな表示であり、なおかつ120Hzよりはバッテリー消費が少ないと思われる96Hzのリフレッシュレートは非常に有力な選択肢になり得ます。サムスンは現在WQHD+の解像度で120Hzのリフレッシュレートを提供できるよう開発に取り組んでいると見られていますが、同時に96Hzを選択肢として追加してくる可能性も十分に考えられます

なお、当然ですが本記事で紹介したアプリはサムスン非公式であるため、利用は完全に自己責任となります。

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。