Galaxy Z Flip4を傷や汚れから保護しつつ運用したい場合は、ケースの装着がおすすめだ。
本記事では、サムスン純正のGalaxy Z Flip4向けケース、Flap Leather Coverをレビューしていく。
Galaxy Z Flip4用純正ケース Flap Leather Cover
こちらがGalaxy Z Flip4用Flap Leather Coverのパッケージ。なお、今回紹介するケースは海外から取り寄せているため「SAMSUNG」ロゴが表示されているが、ケースの種類によって日本版は「Galaxy」ロゴになっている場合がある。
カラーバリエーションは、ブラック・ピーチ・セリーヌパープルの3色。筆者が購入したカラーは、セリーヌパープルだ。
パッケージは紙製の非常に簡素なタイプ。
同梱品もシンプルで、Flap Leather Cover本体のほかは多言語対応(日本語含む)の取扱説明書のみとなっている。
Galaxy Z Flip4に取り付けてみる
Flap Leather Coverは、名前に「Flap」と付いているように上下2つに分離したカバーが中央のフラップによって繋がっているような形状が特徴。
また、素材には本革が使われており、天然皮革特有の滑らかな手触りを楽しめる。
Galaxy Z Flip4に取り付けていく。説明書に記載されていた手順通り、まずは上半分にケースを装着し、本体を曲げた状態で下半分もはめ込んでいく。
取り付けは非常にスムーズで、サイズもピッタリ。装着するときだけではなく取り外したいときにも力がほとんど必要ない絶妙な設計は、さすがメーカー純正のケースといったところだ。
ケース装着後の正面と背面。ほどよい弾力がありつつもスベスベとした革の手触りが非常に心地よく、無意識に触っていたくなるほど。
写真ではわかりにくいが、肉眼でケース表面を見ると天然皮革特有のシワやシボも確認できた。
また、背面のメーカーロゴはプリントではなくしっかりと彫られている。
底面のUSB Type-Cポートやマイク、右側面の電源ボタン兼指紋センサーの周囲は丁寧に開けられている。
ケース自体にやや厚みがあるため、指紋センサーの位置が微妙に遠くなってしまう点には注意。とはいっても、握り方と慣れで十分に解決できる範囲だ。
音量ボタンの位置には金属パーツが取り付けられていて、しっかりと指先にクリック感を感じながら操作できる。
背面のフラップはGalaxy Z Flip4の開閉に合わせて可動するように設計されている。
Galaxy Z Flip4を完全に開いて操作するときはフラップもほぼフラットな形に収まるので、使用中に邪魔になることはなかった。
逆に、形状が似ている純正ケースSilicone Cover with Strapとは違い指を通して落下を防止するような使い方はできないので注意。
折りたたんだ状態も含めて常にヒンジがケースやフラップに覆われる仕組みなので、ヒンジを保護したい方にはおすすめのケースだ。
多くのスマホケースは、縁を画面よりも高く設計し、デスクに置いた際画面が直接デスクに付かないように作られている。
一方、Galaxy Z Flip4の場合は折りたたみという設計の都合上、本体の画面縁がやや高い。そのため、Flap Leather Coverの高さも画面の縁とツライチになるように設計されている。
背面のカバーディスプレイとカメラについては、ケースが全体を囲うように設計されているので、デスクに裏返して置いても傷や汚れが付くリスクを軽減できる。
フラップは着脱可能
Flap Leather Cover最大の特徴である背面のフラップは、ケースの内側にはめ込まれているだけなので、簡単に取り外せる。
あえてフラップを外してヒンジを露出させるスタイルで使用したり、別のカラーのFlap Leather Coverを購入してフラップ部分だけを交換したりなど、自分なりのカスタマイズも可能だ。
ケースを付けたままワイヤレス充電もOK
Galaxy Z Flip4は、Qi規格のワイヤレス充電に対応している。
ケースを取り付けるとワイヤレス充電が利用できないのでは?と悩んでしまう方もいるかもしれないので実際に試してみたところ、Flap Leather Coverについては取り付けたままでも問題なくワイヤレス充電を行えた。
また、別のデバイスにワイヤレスで給電するワイヤレスバッテリー共有機能も利用できたので参考までに。
まとめ
Flap Leather Coverは、天然皮革の採用による質感の高さと常にヒンジを保護できるフラップの存在が特徴であり魅力だ。
一応、日本でも9月29日から販売とアナウンスされていたが、執筆時点ではAmazonや楽天で国内正規品は見当たらない状態。リリースによると、家電量販店やGalaxy Harajuku等でも販売しているようなので、国内版が欲しい方はチェックしてみてほしい。
ECサイトでの販売が確認できた場合は、本ページのリンクも差し替える予定だ。
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