サムスン電子ジャパン株式会社は8月22日、新型の折りたたみスマホGalaxy Z Fold5をドコモ・au向けに納入し、2023年9月1日に発売すると発表した。
端末価格はドコモでは257,400円、auでは269,300円から。両キャリアでは本日8月22日より予約受付が開始されている。
Galaxy Z Fold5、9月1日からドコモ・auで発売
Galaxy Z Fold5は、新型の折りたたみスマートフォンであり、Galaxy Z Fold4の後継モデル。
2019年に登場した初代Galaxy Foldから引き続き、大型のディスプレイを内側に折りたたむ本のようなスタイルを採用している。
ディスプレイ
開いた状態のメインディスプレイのサイズは7.6インチ。解像度は2176 x 1812ピクセルであり、アスペクト比は21.6:18。最大120Hzの高リフレッシュレートにも対応する。
ディスプレイパネルにはDynamic AMOLED 2X(有機EL)を採用。Galaxy Z Fold4やDold3から引き続きディスプレイの下層にインカメラを配置したUDC(アンダーディスプレイカメラ)を搭載する。
また、ピーク輝度はGalaxy Z Fold4と比較して約30%高い最大1750nitsまで改善されており、屋外の日光の下でも良好な視認性を実現した。
カバーディスプレイは、Z Fold4から引き続き6.2インチの2316×904ピクセルでアスペクト比は23.1:9。メインディスプレイ同様、最大120Hzのリフレッシュレートに対応している。
カメラ
Galaxy Z Fold5は、50MPの広角・12MPの超広角・10MPの望遠といった構成のトリプルカメラを搭載する。
望遠カメラは光学3倍に対応しており、30倍のデジタルズームと組み合わせた30X スペースズームも利用可能だ。
Galaxy独自の撮影モードが搭載されるのはもちろん、Foldならではの柔軟な撮影スタイルも楽しめる。
カメラの種類 | 解像度 | 絞り値 | 光学手振れ補正(OIS) |
---|---|---|---|
広角(メイン) | 5000万画素 | F1.8 | 対応 |
超広角 | 1200万画素 | F2.2 | 非対応 |
望遠(光学3倍) | 1000万画素 | F2.4 | 対応 |
メモリ・ストレージ・プロセッサーなど
Galaxy Z Fold5には、Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyが採用される。Galaxy S23 Ultraに採用されているモノと同じ、Galaxy向けに最適化されたモデルだ。
ドコモで取り扱われるモデルはメモリが12GB、ストレージは256 or 512GB。au版はメモリが12GB、ストレージが256 or 512GB or 1TB
microSDカードによるストレージの拡張には対応していない。
バッテリー容量は、4400mAh。最大25Wの急速充電に対応しているほか、ワイヤレス充電にも対応している。ワイヤレスで別のデバイスに給電できる、独自のワイヤレスバッテリー共有も利用可能だ。
Sペン対応、スロットは非搭載
Galaxy Z Fold5は、先代に引き続きSペンに対応している。
利用できるSペンはFold専用に設計された別売りのS Pen Fold Editionのみであり、Sペンによる書き込みに対応しているのは内側のメインディスプレイのみである点もZ Fold4から変わっていない。
Sペンにより手書き機能はソフトの調節により改善されており、さらに快適に使用できるとのこと。Galaxy Z Fold5の大画面との組み合わせれば、生産性の向上に期待できるはずだ。
なお、Galaxy Z Fold5にはGalaxy NoteシリーズやS23 UltraのようなSペンを収納するスロットは用意されていない。そのため、SペンをGalaxy Z Fold5と一緒に持ち歩くには、別途画像のようなSペンスロット付きのケースを購入する必要がある。
デザインとカラーバリエーション
国内版Galaxy Z Fold5のカラーバリエーションは、ドコモとau共にアイシーブルー / ファントムブラックの2色。
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