サムスン電子ジャパン株式会社は8月22日、新型のスマートウォッチGalaxy Watch6およびGalaxy Watch6 Classicを2023年9月以降に発売すると発表した。
SamsungオンラインショップやAmazon、Galaxy Harajukuでは本日8月22日より予約受付が開始されている。また、auとドコモではLTEモデルも取り扱われる予定だ。
Galaxy Watch6 / Watch6 ClassicがFelicaに対応し9月に発売
Galaxy Watch6およびGalaxy Watch6 Classicは、シリーズで初めてFelicaに対応する。
現時点ではスマホを持ち歩いていなくてもリーダーにGalaxy Watch6をかざすだけで決済ができるので、より幅広いシーンで活用できるようになるはずだ。
なお、執筆時点では「おサイフケータイ」や「Suica」といった具体的な対応サービス名は明らかにされておらず、対応サービス・対応開始時期については公式サイトで随時公開される形になるとのこと。
Galaxy Watch6は日常使いに最適な現代的なミニマルデザイン、Galaxy Watch6 ClassicはGalaxy Watch5 Proと比較して約15%小さく1なった回転ベゼルを搭載し、よりクラシカルなデザインを実現している。
両モデルともに、スクリーンは大きく、ベゼルは薄くなり、画面の表示領域がGalaxy Watchシリーズ史上最大に進化。画面サイズは約20%大きくなりブラックマージンは約30%減少したため、従来と同じサイズ感でありながらもさらに没入感があるディスプレイとなっている。
ケースサイズは、Galaxy Watch6が40mmと44mm。Galaxy Watch6 Classicが43mmと47mm。いずれにもサファイアクリスタルディスプレイが採用されているほかIP68と5TAM規格の防水防塵に対応し、優れた耐久性を実現している。
Galaxy Watch6 Classic | Galaxy Watch6 |
---|---|
43mm:1.3インチ(432×432 Super AMOLED) 47mm:1.5インチ(480×480 Super AMOLED) | 40mm:1.3インチ(432×432 Super AMOLED) 44mm:1.5インチ(480×480 Super AMOLED) |
43mm:42.5×42.5×10.9mm、52.0g 47mm:46.5×46.5×10.9mm、59.0g | 40mm:38.8×40.4×9.0mm、28.7g 44mm:42.8×44.4×9.0mm、33.3g |
睡眠モードもより使いやすくなった。自動的に画面輝度が暗くなるほか、グリーンLEDがIRに変わり睡眠コーチングの結果がウォッチに表示されるようになった。
また、引き続き生体インピーダンス法(BIA)センサーの搭載により、いつでも好きな時に体脂肪や骨格筋率等、身体のデータを収集することが可能だ。
さらに、ランニングフォームの分析による効率化・負傷防止や、安定した心拍での運動のサポート等、目的に応じてパーソナライズされたHRゾーンの提供にも対応する。
Galaxyスマホとの連携機能も強化されており、「カメラコントローラー」を使えば、スマートフォンをセットしてポーズを取りながらウォッチのベゼルをなぞったり、ディスプレイを2本指で操作するだけでズーム調整をしたり、写真動画・動画の切り替えをしたり、ウォッチのディスプレイで映りを確認しながら撮影ができる。
また、最新折りたたみスマートフォンGalaxy Z Flip5やGalaxy Z Fold5の「フレックスモード」を起動すると、自動的に「Galaxy Watch」での「カメラコントローラー」が連携された状態になるので、すぐに撮影を開始可能。
さらに、ウォッチ装着時にスマートフォンとの接続が切れると通知してくれる機能や、ウォッチからスマートフォンの位置を探すことができる「端末リモート追跡」機能も搭載しており、スマホの紛失を予防できる。
もちろん、Galaxy Watch6シリーズはGalaxy以外のAndroidスマートフォンでも利用可能だ。
価格と発売日
国内版のGalaxy Watch6 ProとGalaxy Watch6は、本日8月22日より予約受付が開始され、9月以降に発売される予定。
執筆時点におけるAmazonでの予約価格は、Galaxy Watch6の40mmが49,856円、44mmが54,865円。Galaxy Watch6 Classicの43mmが66,554円、47mmが71,564円。
コメント