7月26日、サムスンは新製品発表イベント 「Galaxy Unpacked」 を韓国ソウルで開催し、スマートウォッチGalaxy Watchシリーズの新型Galaxy Watch6およびGalaxy Watch6 Classicを発表した。
Galaxy Watch6 / Watch6 Classicは、本日7月26日より予約受付が開始され、一部の市場では8月11日から発売される予定。価格はGalaxy Watch6が299ドルから、Galaxy Watch6 Classicが399ドルから。
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Galaxy Watch6 / Watch6 Classicのスペックと特徴
Galaxy Watch6およびGalaxy Watch6 Classicは、同社のスマートウォッチGalaxy Watchシリーズの最新モデル。Galaxy Watch5の後継にあたる。
昨年登場したGalaxy Watch5シリーズは、高耐久なProモデルとシンプルな通常モデルの2種類に分類されていた。
一方、今作Galaxy Watch6シリーズでは分類方法が変更され、Proモデルが回転ベゼルを搭載するClassicモデルへと置き換えられたので、実質Galaxy Watch4シリーズの後継とも捉えられるラインナップになっている。
ケースサイズは、Galaxy Watch6が40mmと44mm。Galaxy Watch6 Classicが43mmと47mm。いずれにもサファイアクリスタルディスプレイが採用されており、優れた耐久性を実現している。
Galaxy Watch6 Classic | Galaxy Watch6 |
---|---|
43mm:1.3インチ(432×432 Super AMOLED) 47mm:1.5インチ(480×480 Super AMOLED) | 40mm:1.3インチ(432×432 Super AMOLED) 44mm:1.5インチ(480×480 Super AMOLED) |
43mm:42.5×42.5×10.9mm、52.0g 47mm:46.5×46.5×10.9mm、59.0g | 40mm:38.8×40.4×9.0mm、28.7g 44mm:42.8×44.4×9.0mm、33.3g |
ディスプレイは約20%大きくなり、適度なサイズを保ちながらも、より多くのテキスト表示や快適なキーボード操作を実現。
より鮮やかで高解像度なディスプレイピーク輝度2000nitsを達成し、Always On Displayの輝度調整機能と組み合わせることで、明るい日差しの下でも、ディスプレイ内の情報を確認したり操作したりできる。
Galaxy Watch6 Classicの回転ベゼルはGalaxy Watch4 Classicの回転ベゼルと比較して約15%の薄型化を実現しており、操作性を維持しながら美しいデザインに仕上げられている。
OSには、先代から引き続きTizen OSが統合されたWear OSを採用。WearOS4ベースのOne UI 5 Watchが搭載される。
チップセットはExynos W930(デュアルコア 1.4GHz)に一新され、メモリ容量は1.5GB ⇒ 2GBに増量。ストレージは引き続き16GB搭載される。
また、バッテリー容量はGalacy Watch5の40mmモデルが284mAh、44mmモデルが410mAh、Galaxy Watch5 Proが590mAhを搭載。
バッテリー容量は各大型モデルが425mAhで小型モデルが300mAh。約8分の急速充電で約8時間の追加使用が可能なので、夜間の睡眠トラッキングにもさらに使いやすくなっている。
Galaxy Watch6シリーズには、最新の睡眠測定機能やウェルネス機能を搭載。ユーザーは「睡眠スコアファクター」に総睡眠時間・睡眠サイクル・覚醒時間・身体的/精神的な回復時間などから日々の睡眠を詳しく分析できる。
さらに、「全米睡眠財団」と共同開発した「スリープ・メッセージ」機能※5は、毎朝、睡眠の健康状態に関する詳細なフィードバックを提供。
また、Galaxy Watch6シリーズのディスプレイ上には、ユーザーの睡眠時間と起床時間の一貫性を示す「スリープコンシステンシー」と、ユーザー別の睡眠タイプを表す「スリープアニマル・シンボル」も表示されるので、適切な睡眠の習慣化に役立てられる。
睡眠に関するカスタマイズされた提案やヒント、リマインダーなどを受け取れる「睡眠コーチング」機能も強化された。
Galaxy Watch5から引き続きECGや血圧、血中酸素濃度の測定に対応し、体組成の測定も可能だ。
赤外線技術を活用した温度センサーも搭載され、周囲の温度が変化しても正確に皮膚温の読み取りができる。また、既報の通りこのセンサーを活用した温度計測機能もGalaxy Watch6シリーズから使えるようになる。
パーソナライズされた新たな「心拍ゾーン機能」は、個人の身体能力を分析し、最適なランニングレベルを5段階で定義することで、脂肪燃焼から高度なワークアウトまで、ユーザーが自分の能力に応じて目標を設定するサポートできる。
100種類以上の既存の「ワークアウト・トラッカー」に加えて、新たに追加された「トラック・ラン」では、ユーザーの走りを記録。「カスタム・ワークアウト」では、ユーザーが自分だけのワークアウトルーティンを構築し、記録ができるようになった。
カラーバリエーションは、以下の通り。
Galaxy Watch6 Classic | Galaxy Watch6 |
---|---|
43mm:ブラック / シルバー 47mm:ブラック / シルバー | 40mm:グラファイト / ゴールド 44mm:グラファイト / シルバー |
価格と発売日
Galaxy Watch6 ProとGalaxy Watch6は、一部の市場にて7月26日より予約受付が開始され、8月11日に発売される予定。
各サイズにBluetoothとLTEモデルが用意される。Galaxy Watch6は、Bluetooth版が299ドル、LTE版が349ドルから、Galaxy Watch6 ClassicはBluetooth版が399ドル、LTE版が449ドルから。
日本での発売は現時点ではアナウンスされていないが、今までの実績から日本市場へ投入される可能性は高い。7月27日からは、Galaxy Harajukuにて実機が展示される予定だ。
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