AppleのiPhoneシリーズは、iPhone 12シリーズとなるであろう次期モデルでも確実に大幅なカメラのアップデートを施してくるでしょう。
台湾のメディアDigiTimesは、次期iPhoneに搭載される新機能の1つとして従来とは異なる光学手振れ補正のシステムを挙げています。
iPhone 12はセンサーシフト方式の光学手振れ補正を搭載?
Appleは次期iPhoneにて、より安定した写真・動画の撮影のためにセンサーシフト方式の光学手振れ補正を搭載するのではないかと報じられています。
従来スマートフォンに搭載されてきた光学式手振れ補正はレンズシフト方式が大半。ジャイロセンサー等によって傾きを検知しレンズそのものが動くことでブレを軽減。既にブレが補正された状態の情報が内部のイメージセンサーに届けられます。
次期iPhoneが搭載すると報じられているセンサーシフト方式は、その名の通りレンズではなくイメージセンサーが動くことでブレを軽減します。ブレを感知してパーツを動かすことで軽減するという仕組みは同じですが、センサーシフト方式ではレンズを問わずに搭載できる点が注目されているとのこと。
昨今はAndroidスマートフォン、iPhone問わず複数のレンズを搭載していることが当たり前になりましたが、センサーシフト方式であれば望遠や超広角などサブ的なポジションに収まっていたカメラにも光学手振れ補正を搭載することがより安価に可能になり、特に暗所などでの画質の向上が期待できます。
次期iPhoneシリーズ、順当にいくとiPhone 12シリーズは例年通りであれば2020年9月頃に発表される見通し。2020年はiPhone SEの後継となるiPhone SE2またはiPhone 9とされるスマートフォンが登場する可能性も指摘されています。
(via PhoneArena)
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