サムスンは現地時間2月18日、Galaxy Tab S7とGalaxy Tab S7+にソフトウェアアップデートをリリースする予定であることをアナウンスした。
アップデートにより、Galaxy Tab S7 / S7+のSペンがさらに多機能になり、また、Galaxy Buds Proと連携したオーディオ性能も強化される。
Galaxy Tab S7 / S7+、Sペンの手書き入力範囲が大幅に拡張予定
アップデートが適用されたGalaxy Tab S7やGalaxy Tab S7+では、アドレスバーにSペンで手書き入力ができるようになる。記号を含め書き込みは即座にテキストに変換されるので、スムーズに入力可能とのことだ。
単語間に「v」を描きこむとスペースが入力され、「⌒」を描きこめばバラバラの単語が接続される。
また、メッセージアプリでも同様に手書き入力ができるようになる。入力は素早くテキストに変換されるので、メッセージが届くたびにSペンを置く手間が省けるはずだ。
Samsung Notes(Galaxy Notes)にもアップデートは適用され、80を超える言語でSペンの手書きからテキストへの変換を利用できる。
さらにSamsung Notes(Galaxy Notes)では、スキャン機能がさらに手軽に使えるようになる。[添付]アイコンのなかにスキャンという項目が追加されるので、そのまま書類のスキャンを行い、Sペンを使って自由に編集可能だ。
オーディオに関する機能も追加される。具体的には、最新の完全ワイヤレスイヤホンGalaxy Buds Proの360°オーディオに対応する。
360°オーディオを有効にすると、頭の動きに合わせて左右イヤホンの音量が自動で調節され、360°囲まれているようなサラウンド体験が可能。タブレットの大画面と非常に相性がよい機能だと言える。
本記事で紹介したGalaxy Tab S7とGalaxy Tab S7+向けのアップデートは、2021年2月中にリリースされる予定。しかし、時間をかけて全ての市場に展開されるため、地域ごとにタイミングが微妙に異なる可能性がある。
2月25日時点で、ドイツなど一部の地域で本記事で紹介したアップデートのリリースが確認されている。
ソフトウェアバージョンは「T976BXXU1BUBB」で、セキュリティパッチが2021年3月に更新されるようだ。
[source @jonasinfarbe]
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