Galaxy S21 / S21+ / S21 Ultraの発売後、Galaxy S20シリーズやGalaxy Note20シリーズなどの過去モデルに対して、最新の機能を適用するアップデートがリリースされている。
今回、米国の移動体通信サービス「T-モバイル」が公開しているGalaxy S21 5Gのオンラインマニュアル内に、未実装の機能が登録されていることが判明した。今後のソフトウェアアップデートの内容として参考になり得るので、紹介したい。
Galaxy S20向けに「ディレクターズビュー」が実装か
マニュアルが公開されている機能は、「ディレクターズビュー」と呼ばれるカメラの機能。広角・超広角・望遠・フロントの全てのカメラのプレビューをまとめて表示し、任意のリアカメラとフロントカメラを組み合わせた動画を撮影できる便利な機能だ。
「ディレクターズビュー」を利用できるのは、執筆時点ではGalaxy S21シリーズのみ。先日海外のGalaxy S20 / S20+ / S20 Ultra、およびGalaxy Note20 / Note20 UltraにOne UI 3.1のアップデートがリリースされていたが、その内容に「ディレクターズビュー」は含まれていなかった。
そのため、上記マニュアルは今後実装予定の機能を「T-モバイル」が誤って先に公開してしまったものと考えられる。
もちろん、搭載されていない・される予定もない機能である可能性も否定はできないが、これまでのGalaxyスマートフォンは新機能が積極的にアップデートにより実装されてきたので、「T-モバイル」が早まってしまったと考えるのが自然だろう。
なお、現日本版のGalaxy S20シリーズやGalaxy Note20 UltraにはOne UI 3.0がリリースされているが、当然「ディレクターズビュー」は実装されていない。auのオンラインマニュアルにも掲載されていなかった。
Galaxyシリーズのアップデートは、まず海外版にリリースされた後、日本のキャリアからもリリースされるのが定番の流れだ。もし、海外版のGalaxy S20シリーズに「ディレクターズビュー」の実装を含むアップデートがリリースされた際には、すぐにお伝えする。
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