折りたたみスマートフォンの次期モデルGalaxy Z Fold4(仮称)は、現行のGalaxy Z Fold3同様にSペンに対応すると予想されている。
Galaxy Z Fold3には、折り曲げるための柔軟性とSペンによる手書き入力に耐える耐久性を両立した極薄ガラス「UTG」が採用されていた。後継となるGalaxy Z Fold4には、同ガラスの改良版が採用される可能性がある。
Galaxy Z Fold4、超薄型ガラス「Super UTG」を搭載か
「UTG」とはUltra Thin Glassの略であり、Samsung Displayによって開発された折りたたみ可能な超薄型強化ガラス。加工の過程で一定量の特殊物質を注入しガラス全体に均一な剛性を確保することで、約30マイクロメートルレベルに薄く加工されたガラスの柔軟性と耐久性を向上させることに成功している。
「UTG」は、Galaxy Z Flip以降のGalaxy Zシリーズに採用されており、2020年2月には商用化も発表されている。
Galaxy Z Fold3は、折りたたみスマートフォンとしては初めてSペンによる手書き入力に対応していたが、対応するSペンは画面に傷を付けにくく設計されたS Pen Fold EditionとS Pen Proに限定されていた。
後継モデルとなるGalaxy Z Fold4には改良された「UTG」が採用され、さらに傷が付きにくくなると予想されている。一部のリークによると、サムスンは改良された薄型ガラスを「Super UTG」と名付け、ブランド向上も図る可能性があるようだ。
Galaxy Z Fold4が従来のSペンに対応するのか、または専用のSペンに対応するのかは不明。しかし、手書きやひっかき傷に対する耐久性の向上には期待できる。
同機はシリーズで初めてSペンスロットを搭載するとも噂されているため、今後の情報にも目が離せない。
The Galaxy Z Fold4 will have the new UTG with improved hardness and quality. It seems that they are upgrading a lot for slotting the S Pen. They are also considering setting the name as “Super UTG” instead of “UTG” for the marketing. pic.twitter.com/Jefn6Wdj5R
— Dohyun Kim (@dohyun854) March 15, 2022
Galaxy Z Fold4については、本記事の内容も含めて以下の記事にまとめているので、ぜひ合わせてチェックしてみてほしい。
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