サムスンの最新完全ワイヤレスイヤホンGalaxy Buds2 Proが、ソフトウェアアップデートにより新機能「360 Audio Recording」に対応する。
同機能はGalaxy Buds2 Pro発表時に予告されていたもののしばらく未実装の状態が続いており、先日サムスンがアップデートをアナウンスしていた。
Galaxy Buds2 Pro、アップデートで360オーディオ録音に対応
360 Audio Recording(360オーディオ録音)とは、Galaxy Buds2 Proの各イヤホンに搭載されたマイクを利用して 360°全方向の音を録音する機能。
録音・録画されたコンテンツでは、まるで自身がその場にいるかのような没入感のあるサウンドを楽しめるという。
同機能は、Galaxy Budsシリーズとしては初めてBluetoothの新規格「LE Audio」を活用したもの。執筆時点では、One UI 5.0以上を搭載したGalaxy Z Flip4およびGalaxy Z Fold4にて動画を撮影した場合に利用できる。
一部の地域ではすでにアップデートが展開されている。ファームウェアバージョンはR510XXU0AWA5。
また、本アップデートでは360 Audio Recording(360オーディオ録音)以外に「デバイスの診断」機能も実装される。
タッチセンサーやマイク、スピーカーといったGalaxy Buds2 Proの各機能が正常に動作しているかどうかを個別にチェックできる機能で、利用には最新バージョンにアップデートしたGalaxy Wearableアプリも必要だ。
なお、筆者の手元にあるGalaxy Buds2 Proではまだ本アップデートは適用できなかった。今後少しずつ時間をかけて各地域のユーザーに広がっていくはずだ。
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