スマートフォンやカメラなどのデジタル機器を買うと必ずと言っていいほど必要になるのがSDカードです。今では安価で大容量のSDカードが数多く出回っていますが、容量以外のスペックやブランドの違いなどよくわからないという方もいると思います。そこで、今回SDカードを買う機会があったので、私がリピートしてるTeamのSDカードをレビューしたいと思います。
SDカードの種類について
SDカードを買うときに、SDHCとかSDXCとかClass10などの表記を見かけると思います。これらはSDカードの簡単なスペックのようなもので、容量の大きさによってSDカード、SDHCカード、SDXCカードに分けられます。順に、2GB、4~32GB、64GB~というふうになっています。よく見かける大容量のSDXCカードは128GBですね。
Class10のような表記はスピードクラスと言って、最低転送保証速度を表しています。つまりClass10なら最低10MB/s、Class4は最低4MB/sということです。最高速度ではなく最低であることに注意が必要です。今まではClass10が一番速い基準でしたが、実際には技術の向上もありほとんどのSDカードが10MB/sをクリアしてしまっていて、この基準は意味が薄れてきています。なので最近ではUHSスピードクラスという規格もあり、これにはⅠとⅡの2種類の規格があります。それでも見方は今までと同じで、例えば、UHS-Ⅰ規格でスピードクラス1であれば最低10MB/s、スピードクラス3であれば最低30MB/sということになります。
TeamのColor cardシリーズ
今回購入したのはTeamのColor cardシリーズです。変換アダプタ付きで容量によって色が違うのが特徴です。
私が購入したのは64GB。綺麗なパープルです。Amazonのセールで、1980円で買うことが出来ました。Class10、UHS-Ⅰのスピードクラス1です。
アダプタの方もデザインが統一されていていいですね。多くのSDカードは黒地に白文字で味気ないですが、これは一味違うって感じがします。買ってきて特に何もせずノートPCに直挿してみました。
空き容量は約59GBで、Crystal Disk Mark の結果も良好です。公称値が読み込み80MB/s、書き込み15MB/sでしたので十分でしょう。Amazonのレビューではさらに良い結果が出てるのも見ました。私はスマートフォンやタブレットに挿して使おうと思っているので何の問題もないと思います。
気になった点
非常に綺麗なデザインのSDカードですが、変換アダプタの方はデザインがプリント印刷されているため、他の物と比較し少しですが厚みが増しています。おそらく問題は無いと思いますが、もしかしたら機器によって出し入れの際に引っかかりがあるかもしれません。そこが気になる場合は普通の黒い物を買った方が良いと思います。
まとめ
SDカードには耐久性の問題が付いて回ると思いますが、私は今までこれを使ってきてデータが飛んだことはありませんでした。ブランドもそこそこ有名で10年保証もついているので安心だと思います。容量によって色分けされているのは意外と便利で、何枚もSDカードを持っている人には見わけが付きやすくなっておすすめです。機器に挿してしまえばほとんど見えない部分ではありますが、他とはちょっと違う物を持っていると考えると少し楽しくなると思います。
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