10月16日に発表されたばかりのGoogleの新型スマートフォンPixel 4が、カメラベンチマークサイトDxOMarkに早くも掲載されていました。
ここ最近のハイエンドスマートフォンが軒並み3基以上のカメラを搭載して発表されるなか、昨年までシングルカメラで粘っていたPixelシリーズもついにPixel 4でデュアルカメラ搭載となりました。カメラの数こそ見劣りしますが、DxOMarkにて掲載されたメインカメラのスコアは「112」で、HUAWEI Mate 20 Proと並び同率6位を獲得。さらに上位10機種を見てみるとPixel 4以外は全てトリプルまたはクアッドカメラを搭載しており、同スマートフォンが唯一のデュアルカメラ搭載機種であることがわかりました。
Pixel 4のDxOMarkスコアはMate 20 Proと同じ「112」
Pixel 4の総合的なDxOMarkスコアは「112」ですが、詳細な内訳は上記画像の通りで写真が「117」動画が「101」のスコアを獲得。本記事執筆時点で同サイトの最高スコアはHuawei Mate 30 Proの「121」ですが、そのうち動画のスコアは「100」となっているため部分的にはPixel 4にも分があるようです。
DxOMarkがまとめたPixel 4のカメラ性能の良い点・悪い点を列挙したのが上記。室内で撮影された写真の細部の描写やズーム性能、静止画撮影時の手振れ補正などが高く評価されている反面、動画撮影時の手振れ補正、短距離ズーム時のディティールの消失、モアレの発生などがネガティブな評価として指摘されています。
トリプル、クアッドとどんどん増えていくスマートフォンのカメラに対して、最低限のカメラと圧倒的なソフトウェア処理で勝負をしているGoogle。Pixel 4以下のDxOMarkスコアのランキングを見ていくと、HUAWEI Mate 20 Pro、Xiaomi Mi 9、Huawei P20 Proと続き、その次のApple iPhone XS Maxでやっとデュアルカメラ搭載機へと辿り着きます。既に3眼では物足りなくなり始めている昨今のスマートフォンカメラの流れにおいて、暗に「数を増やせばいいってもんじゃない」と主張しているようにも感じられます。
念のため、DxOMarkスコアはスマートフォンカメラのベンチマークであり、性能を比較する際の指標の1つです。スコアの高さが絶対ではないので、あくまでも参考程度・話のネタぐらいの感覚で見ることをオススメします。性能をチェックするのに最も正確な方法は自分で試すことなので、気になるのであればGoogleストア、またはソフトバンクオンラインショップで買ってしまうのが早いです。
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(source DxOMark)
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