7月30日にキックスターターにてプロジェクトを開始したUnihertzの物理QWERTYキーボード搭載スマートフォン「Titan」が、既に発送準備に取り掛かっているようです。
Unihertz Titanに出資した3,085人のうち約3分の1を占める1,072人が日本人という事情があってか、日本人バッカーへ発送する分のTitanは一度日本の倉庫へまとめて送り、そこから日本の業者が改めて発送業務を行うとのこと。日本の倉庫で日本の業者が日本に向けて発送業務を行うため、当然必要になる住所も日本語なのですが、クラウドファンディングに慣れている人が多いためか半分以上の日本人バッカーは住所を日本語以外の言語(恐らく英語)で入力してしまっており、Unihertzから訂正を求められています。
住所に問題があるバッカーは687人。87人は登録すらせず
Unihertz Titanの出資者には下記のようなメールが届いています。元は英語ですが、簡単に意訳してみました。
現在、配送準備のために配送先情報の整理をしています。
しかし、配送先住所の入力が完了していない、または間違った配送先住所を入力している支援者がいることが判明しました。
また、中国と日本の支援者へはそれぞれ中国と日本の倉庫から発送します。 現地の宅配便業者から、中国語と日本語の配送情報が必要とのリクエストがありました。 ご不便をおかけして申し訳ありませんが、ご協力お願いします。
[Check it here]と書かれたリンクはGoogleスプレッドシートへと繋がっており、住所の入力が不完全なバッカーがバッカーナンバーと共に一覧になっていました。数えてみたところ、入力された住所に問題がある日本人バッカーは合計で687人、そのうち日本語以外の言語で入力してしまったバッカーが600人、そもそも入力が完了していないバッカーが87人という結果に。1,072人もいた日本人出資者のうち、正しく住所を入力できていたのはたったの385人だけでした。
自分のバッカーナンバーの確認方法
Unihertz Titanに出資して上記メールを受信した場合、自分の”バッカーナンバー”がリストに掲載されているかどうかを確認しなければいけませんが、恐らく「自分の”バッカーナンバー”ってどこに載ってるの?」という方もいるのではないかと思います。確認方法はいくつかありますが、出資時のメールをチェックする方法が簡単です。
Unihertz Titanに出資した際に送られてきたメールを探します。「Titan, Unihertz Rugged QWERTY Smartphoneをバックしました」というタイトルで送られてきているのでわかりやすいはずです。
メールを開き[プレッジ詳細]を探します。その中にバッカーという項目があり、そこに記載されている数字がバッカーナンバーになります。
Unihertzは元々、日本人に対して住所は日本語で入力するようにとアナウンスしていたはずなのですが、この手のガジェットに出資する人は海外クラウドファンディングや個人輸入に慣れてしまっているためか、もしくはUnihertzの案内を深読みしてしまったかでこのような結果になってしまったのでしょう。
キチンと案通りに住所を入力していた場合、早ければ年内にはTitanが届くかもしれません。
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