OPPOは12月10日、発表イベント「2019 Future Technology Conference」を開催し、次世代のスマートフォンのコンセプトモデルを展示していたようです。
ディスプレイ内蔵カメラ、30Wの急速ワイヤレス充電、ボタンレスボディ
Say goodbye to the notch 🤯 @oppo ‘s in display selfie camera is so 🔥 you barely notice the camera’s there 🤯#CreateBeyondBoundaries #OPPOINNODay #OppoInnoDay2019 pic.twitter.com/FjVfW4eRLd
— Isa Rodriguez (@sisasaid) December 10, 2019
OPPOは2019年6月にもディスプレイ内にインカメラを搭載したスマートフォンのデモ機を公開していました。今回公開されたデモ機が搭載している、OPPOが「Perspective Panoramic Screen」と呼ぶインカメラは当時よりも小型化されそのクオリティも向上しているようです。
また、本スマートフォンは電源キー、音量調節キー共に感圧式のセンサーとなっており端末全体で完全にボタンレスな開口部の無いボディになっています。そのため充電用のUSBポートも撤廃されていますが、充電にはワイヤレス充電を採用。同社の急速充電技術VOOCを拡張し、約80分で4,000mAhのバッテリーを満充電できる30Wの急速ワイヤレス充電技術を開発・採用しているとのこと。有線と比較してワイヤレス充電は遅いというのが現在の常識ですが、この技術が実用化されれば現在の有線による充電との速度の差は大きく縮まります。スマートフォンの充電事情は大きな変化を迎えそうです。
ただし残念ながら”実用化されれば”と述べたように、今回展示されていたデモ機はまだ開発段階で、具体的なスケジュールも公開されてはいません。今後のOPPO製スマートフォンがこういった技術の採用を目指していることは確実ですが、いつ、どのブランドから、といった情報は今のところ未定です。
また、ディスプレイに内蔵されたインカメラについては、OPPOと同時期にXiaomiもデモ動画を公開しています。これらの技術が今後のスマートフォン市場のトレンドになっていくのでしょうか。
(source GizChina)
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