Amazonでスマートフォンの周辺機器を中心に販売しているAUKEYさんから、カメラやスマートフォンに使える三脚「CP-T03」をレビュー用に提供して頂いたので紹介します。AUKEYというとモバイルバッテリーやイヤホンなどのイメージが強かったのですが、どうやら他にもミニ三脚などがあるようでちょっと意外でしたね。
AUKEY CP-T03開封
簡素なパッケージです。ど真ん中に無造作にバーコードが貼られているのはちょっと気になりますが・・・。
箱を開けてみたところ。
内容物。三脚本体、スマートフォン用マウント、GoPro用マウント、そしてこの2つのマウント用ということなのか雲台も2つ入っていました。
スマートフォンホルダーはバネが結構キツめ。5.9インチのHuawei Mate9にケースを装着した状態でもなんとか無理やり挟みこむことはできましたが、かなりギリギリなのでおススメはしません。5.5インチ程度までと思っていた方が良さそうです。ネジは2箇所あるので縦・横どちらでも取り付け可能でした。
雲台の裏側はそのままネジを回せるように取っ手が付いています。時々ここがコインで回すような仕様になっているものもありますが何も準備せずに回せる仕様なのは嬉しいポイントです。
雲台はこの両サイドのボタンを押しながら脱着が可能。しっかりとはめ込まないとぐらつくので注意が必要です。
ここを緩めることでボールヘッドを動かすことができます。
手持ちのミニ三脚と大きさを比較してみました。一番左が今回のCP-T03、真ん中がPIXI、右がゴリラポッドのミニ三脚です。CP-T03は特にミニ三脚というわけではないようなので当然ですが一番大きいですね。
ゴリラポッドのミニ三脚と立てた状態で並べてみると大きさの違いがよくわかります。CP-T03は耐荷重が800gということなので、キットレンズとの組み合わせであれば一眼等にも使えなくはなさそうです。
CP-T03の使用感
コンデジを取り付けてみました。全体的にプラスチックの作りなので不安がありましたがしっかりと安定してくれています。
ボールヘッドの可動域はあまり広くないですが、脚が自由に曲がるのでこのように自撮り棒的な使い方もできそうです。
フレキシブル三脚の強みである括りつけての固定もしっかりできました。ウレタンのクッションで覆われている脚はフレキシブルながら強度も十分で、「ぐに~」といった感じで曲げることができます。付属のGoProマウントでアクションカムを取り付ければかなり撮影の幅が広がって遊べそうです。
Amazonの製品画像からはスマートフォンでの使用を想定しているようですが、コンデジにも十分活用できる三脚だと感じました。気になった点としては作りがほぼ全てプラスチックなため耐久性が心配なことですが、見た目に安っぽさはそこまでなくその分軽量&低価格。ただしスマホホルダーは別売りしているようですが雲台は単体で販売しているのを見つけることはできなかったので紛失したら三脚ごと買いなおさなければならないのは低価格と言えどもちょっとマイナスポイントでしょうか。使い勝手としては何も不満はなく、コンデジ、スマホ、アクションカムで撮影する機会が多い方には予備の三脚としてもおススメできる良い製品だと感じました。
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