Amazonでイヤホンやヘッドホンを販売しておりこのブログでも何度か紹介しているJayfiさんから、カナル型イヤホンであるN10をレビュー用に提供して頂きましたので紹介します。
Jayfi N10開封
Jayfiいつも通りのパッケージです。
箱をスライドさせると綺麗に収められたイヤホンが顔を見せるのも恒例です。ただイヤホンのこの収納方法は見た目はかっこいいのですがちょっと出しにくいというのも正直なところ。一長一短といったところでしょうか。
Jayfiのイヤホンの良いところのひとつは充実した付属品。専用ポーチ、元から付いているものを合わせて3つのサイズのイヤーピースとウレタンのイヤーピース、クリップ、そして日本語対応の取扱説明書です。
今回のN10を含めてJayfiのイヤホンは3つ持っていますが、イヤホン先端の几帳面な包装はN10が初めてでした。かなりの気遣いが感じられる良いポイントです。
黒を基調としたシックなデザイン
過去にレビューしたJA40やJEB-101はアルミ素材の金属感を前面に押し出したデザインでしたが、N10は光沢のある金属の上から酸化処理を施したことでシックで落ち着いた大人っぽいデザインになっていました。
左がN10で右がJEB-101。完全に好みの問題ですが個人的にはN10の方が落ち着いていて好きです。
デザインの変更に伴いイヤホンの左右を表すLとRの表示が大きく見やすくなっていたのは嬉しいポイント。一応リモコンがある側が右となっているのですがやはり文字を目で見て確認しようとする機会は多いのでここの改善は待ち望んでいました。
リモコン部分は従来通り。ボタンを1回押すことで再生、停止、電話応答、電話を切る、2回押しで早送り、3回押しで巻き戻しが可能。JA40とJEB-101のときから音量調節に対応してくれたら・・・と書いてきたのですが残念ながら今回も音量調節はできません。もしかしたらあまり需要が無いのかもしれませんね。ボタン自体は程よいクリック感もあって押しやすく感じます。
プラグはストレートタイプ。JEB-101はY字プラグで真横から刺すノートPCなどには使いやすい形状だったのですが、スマートフォンなどに刺すにはこちらのストレートタイプの方が扱いやすく感じました。
音質
音質に関してはこれまでのJayfi製品同様にドラムやベースなどの低音がしっかりと出ていて安定感がある印象。しかしJA40ほど低音一辺倒では無くバランスに配慮してある感じがハッキリと伝わってくるのは聞き比べて面白かった部分です。低音に比べると中音域は少々控え目。高音域はちょっと鋭さを感じたため人によってはキンキン響くように感じてしまい好みの分かれる部分になりそうです。
低価格帯のイヤホンには、とりあえず低音を鳴らしておけばいいというような考えで作られたような製品がよく見られますが、それらと比較するどういう音にしたいのかという方向が見えるそれなりに作りこまれたイヤホンであるように感じました。価格を考えれば十分に満足できるものであると言えますし、個人的には過去2つのイヤホンと比べても見た目、音質共に1番気に入っています。
コメント