Googleは10月16日、あらゆる動画や音声コンテンツにリアルタイムで字幕を表示する機能「Live Caption」を同社の最新スマートフォン「Pixel 4」「Pixel 4 XL」に搭載することを発表しました。
さらにこの「Live Caption」は、2019年中にPixel 3シリーズ(Pixel 3、Pixel 3 XL、Pixel 3a、Pixel 3a XL)で、2020年以降には他メーカーのAndroidスマートフォンでも利用可能になるとアナウンスされました。
リアルタイム字幕化機能「Live Caption」とは
まずはPixel 4にて利用可能となる「Live Caption」とは、あらゆる動画や音声コンテンツにおいてリアルタイムで音声を解析し字幕を表示する機能。SNS上に投稿された動画やオーディオメッセージ、スマートフォンのカメラ機能で録画した動画など、対応するコンテンツを再生した状態で音量ボタンを押すと音量調節バーの下にアイコンが出現。このアイコンをタップすることで字幕が表示されます。表示された字幕は指でドラッグすることで任意の位置に移動させることができるため、動画再生の邪魔になることもないようです。
元々は聴覚障害者のために開発された機能とのことですが、周りがうるさくて音が聞き取りにくい、または逆に静かな環境のため音が出せない、といった状態など活躍してくれるシーンは思いのほか多いのではないかと思います。
ちなみに現時点で「Live Caption」がサポートしている言語は英語のみ。YouTubeの字幕機能も対応言語が徐々に増えていったように、本機能においてもいずれは日本語がサポートされる可能性はあるでしょう。また、2020年以降一体どのスマートフォンが「Live Caption」に対応するのかにも注目が集まるところだと思います。
(source Google)
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