11月5日に米国で発売されたばかりのSurface Pro Xですが、内部構造が明らかになりました。
先日Surface Laptop 3を分解していたiFixitが、Surface Pro Xの分解レポートを公開。Surfaceシリーズの新モデルが早速丸裸にされたようです。
SSDは容易に換装可能。背面にネジは一切ナシ
Surface Pro Xは、Surfaceシリーズに新たに加わった新モデル。クアルコムと共同開発したARMベースのプロセッサを内蔵した初の製品で、内部の設計もこれまでのSurface Proとは異なるはず。
iFixitによると、Surface Pro Xの背面には一切のネジが存在しないとのこと。また、キックスタンドを上げると小さな穴があり、そこにイジェクトピンを差し込むとマグネットで固定されているカバーが外れてSSDとSIMスロットが現れます。SSDはネジで固定されているだけなので誰でも簡単に換装が可能です。
先ほども述べた通り本機にはネジが無いため、内部にアクセスするためには接着されたディスプレイを外す必要があったとのこと。この時点で修理などを目的としたユーザー自身による本機の分解はあまりオススメはできないでしょう。
完全に分解されたSurface Pro Xがこちら。iFixitは今回の分解レポートの中で、本機の修理のしやすさを示すリペアスコアを10点中6点と付けています。ディスプレイを外さなければ内部にアクセスできない構造とバッテリーを取り外すためにほぼ完全な分解が必要であることはマイナスとしているものの、換装可能なSSDや多くのパーツがモジュール式になっている点は評価されています。
Surface Laptop 2が0点、Surface Laptop 3が5点であったことを考えると、Surfaceシリーズの内部構成は着々と変化しているのかもしれません。
なお、Surface Pro Xは現時点で価格は未定ながら2020年1月に国内発売されることが発表されています。
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