3月2日、iFixitがGalaxy Buds+の分解レポート動画をYouTubeにて公開しました。
動画では、先代のGalaxy Budsと比較する形で修理のしやすさを評価しています。iFixitがGalaxy Budsに付けた修理の難易度を示すスコアは6点。完全ワイヤレスイヤホンの中では修理しやすい部類でしたが、新型のGalaxy Buds+ではそれをわずかに上回る7点が与えられ、より修理が容易になっていることが示されています。
参考までに、Apple AirPods Proの修理スコアには0点が与えられており、修理は現実的ではないとコメントされていました。
Galaxy Buds+の分解動画が公開。修理しやすい完全ワイヤレス
Galaxy Buds+の分解・修理のしやすさの理由として、接着剤がほとんど使用されていないことが1つ挙げられています。強力な接着剤で個々の部品や外装が固定されていない分、防水(防滴)性能はIPX2と控えめですが、そのおかげで分解が容易になっているようです。
Galaxy Buds+から取り出された基盤には、新設された2つのマイクが確認できます。このボードも接着剤ではなくネジで固定されているのみで、取り外しは一瞬です。
イヤホン側に内蔵されているバッテリーはEVE製で、容量は0.315Wh。先代のGalaxy Budsのバッテリー容量は0.2Whでしたので、大幅に増量されています。この変化は実際の駆動時間にも大きく影響しており、Galaxy Buds+では約12時間近く音楽の連続再生が可能になっています。
続いてバッテリーケース側の分解。こちらも外装に強力な接着剤が使われている様子は見られず、外側を剥がしてしまえばあとはネジでを外すのみで簡単に分解できるようです。
ケースの外観は先代からほとんど変化がありませんが、それは内部構造にも同じとのこと。バッテリーの位置は微妙に異なるようですが、あとはほとんど初代Galaxy Budsと同じようです。
基盤とQiワイヤレス充電用のコイルを取り出した様子。ケース側は先代モデルから変更がなく1.03Whのバッテリーを搭載しているようです。
イヤホンは非常に細かなパーツが集まっているデバイスのため素人目には分解の難易度が高そうに思えますが、iFixitが7点という高スコアを付けた以上、Galaxy Buds+はかなり分解しやすい部類に入るのでしょう。しょう際については上記の動画をご覧ください。
また、当サイトでは既にGalaxy Buds+のレビューも公開していますので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。
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