2月11日にサムスンが発表した、完全ワイヤレスイヤホンの最新モデル「Galaxy Buds+(プラス)」を購入しました。
その名の通り「Galaxy Buds+」はこれまでサムスンが展開してきたGalaxy Budsの正当な後継に当たるモデルです。
「Galaxy Buds+」は初代Galaxy Budsから大きなデザインの変更はなく、どちらかというとマイナーアップデートに近いモデル。しかし約2倍近いバッテリー容量と連続再生時間が備わったこと、音楽ストリーミングサービス大手「Spotify」との提携といった特徴は、同イヤホンの使い心地を確実に向上させるものでしょう。
さらに待望?のiOS向け専用アプリがリリースされたことも注目ポイント。初代Galaxy Budsではイコライザー等の設定がAndroidスマートフォンでしか行えず、iPhoneやiPadといったiOSデバイスでは本来の性能を活かすことができませんでしたが、「Galaxy Buds+」ではiOSとのペアリングにおいても多くの機能が解放されています。
本記事では注目のバッテリー持ちや「Spotify」との提携といった特徴のほか、外観から装着感、音質、iOSアプリの機能等、「Galaxy Buds+」の性能と機能、使用感をできるだけ詳細にレビューしていきます。
後継モデル「Galaxy Buds Live」のレビューを公開したので、こちらも参考にしていただければと思います。
デザイン
まずはバッテリーケースとイヤホン、それぞれの外観を観察し、デザインやインターフェースをチェックしていきます。
なおGalaxy Buds+のカラーバリエーションはクラウドブルー、コスミックブラック、ホワイトの3色で展開されており、筆者が今回購入したのはクラウドブルーになります。
特徴的な色やデザインを持つ完全ワイヤレスイヤホンも少なくない中、基本となる白と黒という選択肢が存在している点は嬉しい人も多いのではないでしょうか。
クラウドブルーは個人的には想像通りの色合いで、非常に爽やかな印象。愛用しているサムスンのスマートウォッチであるGalaxy Watch Active2と合わせる目的で選んだ色でしたが、上手くマッチしてくれいるので満足度は高いです。
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イヤホンのタッチパッドになっている箇所やバッテリーケースはどちらも表面にはプラスチックらしい光沢があり、見た目や手触りに特別な高級感は感じられませんでした。
バッテリーケース | イヤホン単体 | |
---|---|---|
サイズ | 約38.8 x 26.5 x 70.0 mm | 約22.5 x 17.5 x 19.2 mm |
重量 | 約39.6g | 約6.3g |
手の平でちょうど包み込めるほどのサイズ感は人によって意見が分かれるところかと思いますが、筆者個人としては小型な印象を受けました。このくらいであればシャツやスーツの胸ポケットに入れてもさほど気にならず、持ち運びに必ずしもカバンが必要になるようなサイズではありません。
ただし蓋の上部が微妙に丸みを帯びていることが多少気になるのも事実。現状でもジーンズの前ポケットに入れることはできなくはないですが、電車での移動中など座っている状態ではどうしても気になってしまいます。胸ポケットに入れたときに膨らみが目立ってしまうのはこの丸い形状が大きく影響しており、厚みをあと数mm削る、もしくは底面のように平らにすることで携帯性は大きく向上するはず。
縦と横のサイズ感は悪くないだけに、あとわずかといった厚さと形状は非常にもったいなく感じます。
引き続きバッテリーケースについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
両イヤホンの間にあるインジケータは、イヤホンの充電状態を示します。赤く点灯している間はケースからの給電によってイヤホンが充電中であり、緑に変われば充電完了です。
ケース内側のインジケータの色 | イヤホンの状態 |
---|---|
赤 | 充電中 |
緑 | 充電完了 |
赤色に点滅 | 温度異常により充電を中断 |
事前リークではケース内側のL / R表示がボタンになっており、このボタンを押すことでインジケータにより大まかなバッテリー残量を知ることができると噂されていましたが、どうやらそういった機能は搭載されていないようです。
バッテリーケースの外側に搭載されているインジケータは、ケースそのものの充電状態を示すもの。パターンが多くやや複雑ですが、以下に表示とその意味をまとめておきます。
ケース外側のインジケータの色 | イヤホンの状態 |
---|---|
赤 | 充電中 |
緑 | 充電完了 |
赤色に高速点滅 | 温度異常により充電を中断 |
充電ケースを閉じた直後赤色に点滅 | バッテリー残量10%未満 |
充電ケースを閉じた直後から5秒間赤色に点灯 | バッテリー残量30%未満 |
充電ケースを閉じた直後から5秒間黄色に点灯 | バッテリー残量30%から60%の間 |
充電ケースを閉じた直後から5秒間緑色に点灯 | バッテリー残量61%以上 |
イヤホンはケースの窪みに入れるだけでマグネットによって綺麗に向きを揃えて収まってくれる仕組みに。ただしイヤホンの形状が丸く表面がツルツルとしていることから、収納されている状態のイヤホンを取り出す際に落としてしまいそうになるシーンを何度か経験しています。
ケース蓋のヒンジは見た目以上にしっかりとしており、その必要はありませんが任意の角度で止めることも可能。ある程度まで蓋を下ろすとマグネットによって自動で「パタッ」と気持ちよく閉まります。
ケースの後ろ側には充電用のType-Cポートを搭載。なおGalaxy Buds+はワイヤレス充電にも対応しており、それも独自規格ではなくQi規格。Qi対応であれば基本的にどんなワイヤレス充電器でも充電可能なほか、スマートフォンの背面から他デバイスに給電するリバースワイヤレス充電もQi規格であれば問題なく本機を充電可能です。
国内で販売されているGalaxyスマートフォンではGalaxy S10 / S10+、Galaxy Note10+、発売が決定しているGalaxy Z Flipが”ワイヤレスパワーシェア”という名称で同機能を搭載しています。今後発売が予想されているGalaxy S20シリーズも同様です。
イヤホンを外側から見ると角の丸い三角形のような形状。外側に見える黒い2つの穴はマイク。Galaxy Budsでは外側と内側に1つずつ搭載されていたマイクですが、本機では内側の1つと合わせて計3つ体制にアップグレード。スピーカーも1wayダイナミックスピーカー⇒Woofer +plus Tweeterの2wayダイナミックスピーカーとなっています。
ちなみに内側にもう1つ確認できる黒い部分は近接センサーとなっています。
完全ワイヤレスでは最高レベルの装着感
早速Galaxy Buds+を装着してみましょう。同イヤホンはカナル型と呼ばれる、イヤーピースを耳の中に入れるようにして装着するタイプです。
装着した様子を第三者視点から見るとこのような感じ。完全ワイヤレスイヤホンでは大きなハウジング部分や長い軸が耳から飛び出るデザインを採用したモデルが多く見られますが、Galaxy Buds+はイヤーピースを除くと球体に近い形状をしているため飛び出して見える部分が少なく、比較的見た目がスマートな部類だと感じます。
また、これまで多くの完全ワイヤレスイヤホンを試してきた筆者ですが、Galaxy Buds+は迷いなく正しい形に装着できる点で非常に優秀な印象を受けました。
完全ワイヤレスイヤホンはケーブルがないという性質上、装着したイヤホンの向きが正しいのかどうか不安になってしまうことが少なからずあるのですが、Galaxy Buds+の場合は標準で付属しているウイングチップのおかげで見た目・装着後の感触どちらにおいてもそういった心配がほとんどありません。
また、前述したようにカナル型ゆえに耳の奥までグッと押し込めること、外側に飛び出すことがないデザインであることも「もっとこうした方が良いんじゃないか」といった考えを排除し、スムーズな正しい向きの装着を手伝っています。
さらに、長時間連続で装着していてもほとんど苦にならなかったことも特筆すべき点でしょう。
後述するバッテリー持続時間の検証のために約10時間以上連続で本機を装着していたこともありました。大抵は、耳やその周辺が痛くなり途中で何度か休憩を挟みたくなるところですが、密閉されているため蒸れてくることが気になるシーンはあったものの”痛いから”取り外したくなることはなく、付け心地は快適そのもの。
階段の上り下りや軽いランニングなど振動が大きく伝わるシーンでも心強い安定感を発揮。個人差はありますが、筆者としてはGalaxy Buds+の装着感には一切文句の付けようがありませんでした。
バッテリー持ちと充電時間
Galaxy BudsがGalaxy Buds+へと生まれ変わり、いったいどこが進化したのか?聞かれれば、それは間違いなくバッテリー持ち。
単体での再生時間が最大6時間⇒最大11時間とほぼ倍近くなっており、ケースによる充電を加味すれば最大で22時間、ほとんど丸1日使えるまでに進化しています。
Galaxy Buds+のバッテリー持ち検証結果 | ||
---|---|---|
経過時間 | 左イヤホンのバッテリー残量 | 右イヤホンのバッテリー残量 |
0分 | 100% | 100% |
1時間 | 93% | 93% |
2時間 | 88% | 85% |
3時間 | 80% | 76% |
4時間 | 73% | 68% |
5時間 | 66% | 62% |
6時間 | 60% | 56% |
7時間 | 54% | 49% |
8時間 | 47% | 41% |
9時間 | 38% | 32% |
10時間 | 27% | 24% |
11時間 | 17% | 13% |
12時間 | 6% | 4% |
実際にスマートフォンと接続し音楽を流し続けることでバッテリー持続時間を検証してみたところ、概ね公称値と大きな差はなく、同様の検証を3回行いましたがいずれも約12時間前後でバッテリーが0になるという結果に。
右側のイヤホンの方が若干ですが早くバッテリーが消費される現象も、3回行った検証全てで共通していました。
連続して12時間イヤホンを付けっぱなしにする状況はあまりないので、この結果には満足の一言。先ほども述べましたが、本機は装着感が非常に快適であることも特徴の1つのため、バッテリー持ちと合わせてイヤホンを長時間利用する際のストレスとなる要素が見事に潰されています。
また、バッテリー残量が0(ゼロ)になったイヤホンをケースに収納し充電が完了するまでの充電時間も検証してみたところ、こちらはおよそ1時間半で満充電になるという結果に。
Galaxy Buds+充電時間検証結果 | ||
---|---|---|
経過時間 | 左イヤホンのバッテリー残量 | 右イヤホンのバッテリー残量 |
0分 | 0% | 0% |
30分 | 38% | 40% |
1時間 | 83% | 83% |
1時間30分 | 93% | 94% |
1時間50分 | 100% | 100% |
さらに、本機には急速充電機能も搭載されており、約3分間の充電でおよそ1時間の再生が可能。
アクティブノイズキャンセリング機能などのバッテリーを大きく消耗する機能が搭載されていないために実現できたと思われる長時間駆動ですが、十分にそういった機能とのトレードオフの関係が保てている、素晴らしいバッテリー性能だと言えるでしょう。
少なくとも本機を利用してる中で、バッテリーについての不満を抱くことはまずないかと思います。
音質
Galaxy Buds+もイヤホンである以上、音質については触れておかなければなりません。
本機が対応しているコーデックはAAC、SBCとサムスン独自のScalable Codecの3種類。高音・低音・ボーカルなど全体的にバランスが取れているように感じましたが、逆に言うとイマイチ掴みどころの無い、特徴らしい特徴がない音だと感じたのも事実。普通に綺麗な音ではありますが、それ以上に特筆する点がないというのが正直な感想です。
専用アプリ「Galaxy Wearable(iOSの場合はGalaxy Buds+)」をスマートフォンにインストールすると、プリセットされたイコライザー設定6つの中から1つを選択することが可能になります。
標準・低音ブースター・ソフト・ダイナミック・クリア・高音ブースター
筆者がよく聴いている音楽は東京事変やポルノグラフィティなどのバンドサウンド。上記それぞれのイコライザーを設定して聞き比べてみましたが、「低音ブースター」と「ソフト」では全体的にやや音がこもり気味になってしまい、特に「低音ブースター」ではボーカルが遠く聞こえてしまうことが気になります。
「ダイナミック」はその名の通り個々の音がそれぞれ強調され、最も臨場感のある雰囲気。「クリア」と「高音ブースター」では標準とそこまで大きな差を感じられず、結果的に最も相性が良いと感じたイコライザーは「ダイナミック」でした。
低価格な完全ワイヤレスイヤホンとは違い奥行きと空間が感じられる音ではありますが、個々の音の輪郭は若干甘めなため、音にパキっとした解像感を求める人にとっては多少物足りない印象を受けるかもしれません。
iPhoneでも各種設定が可能に。専用アプリ「Galaxy Wearable」「Galaxy Buds+」でできること
先程軽く触れた専用アプリAndroidスマートフォンの場合は「Galaxy Wearable」、iPhoneの場合は「Galaxy Buds+」となりますが、これら2つのアプリについてもう少し詳しく見ていきましょう。
アプリからできる設定を大まかにまとめると以下の通り。
- 外音取り込みの強弱設定
- イコライザーの設定
- アプリごとの通知オン・オフ
- タッチパッドへの機能割当
- イヤホンにビープ音を鳴らす(紛失時の対策)
Galaxy Buds+は非常に遮音性が高く、ノイズキャンセリング機能が非搭載ながら装着するだけで周囲の音をかなり遮ってしまうので、状況によって外音取り込みは必須に。イヤホン外側に追加されたマイクのおかげで同機能のクオリティは非常に高く、取り込む音の大きさは4段階から選べるものの最小の設定で十分すぎるほど。最大にすると少し離れた位置で行われている会話まで盗み聞きできそうになるほど集音能力が高いです。
タッチパッドのカスタマイズはSpotifyがオススメ
タッチパッドの機能と操作 | |
---|---|
操作 | 機能 |
タップ | 曲の再生 / 一時停止 |
ダブルタップ | 次の曲を再生 電話の応答 / 終了 |
トリプルタップ | 前の曲を再生 |
長押し | 着信拒否 以下の4つから選択できる機能 |
- 音声コマンド
- 周囲の音(外音取込)
- 音量ダウン(右耳の場合はアップ)
- Spotifyによるオススメの楽曲を再生(Androidのみ)
イヤホンにはタッチパッドが搭載されており、左右どちらも上記表の通りの操作がデフォルトで割り当てられているほか、長押しした場合の動作は左右別々に4つから選択可能。ただし片側に音量ダウン(またはアップ)を選択した場合、反対側も強制的に音量アップ(またはダウン)に設定されます。
筆者がオススメしたい長押し機能の組み合わせは「周囲の音」と「Spotify」。特にSpotifyの再生機能は非常に便利で、通常であればイヤホン装着⇒スマートフォンを操作してアプリを起動⇒音楽を選択して再生となるところを、イヤホン装着⇒タッチパッド長押しで即座に曲を再生といったようにスマートフォンを取り出し操作する過程を省いてくれます。
スマートフォン操作することは大した手間ではないかもしれませんが、一度Galaxy Buds+のSpotify再生に慣れてしまうと、カバンやポケットからイヤホンを取り出して装着し、次はスマートフォン取り出して、といった流れはどこか慌ただしく感じてしまう程です。
ラボ機能でスマホを取り出さずに操作
さらにアプリには開発段階の機能を試すことができる「ラボ」が用意されており、ここでは「イヤホンの端をダブルタップで音量調整」「周囲の音の音量に特大を追加」「ゲームモード」の3つの機能が設定可能。
使用シーンが限定的な後者2つの機能に対して、「イヤホンの端をダブルタップで音量調整」は日常的に活用できるため設定しておきたい機能の1つ。同機能により、Spotify再生機能と合わせて音楽を再生する環境を整えるのにほとんどスマートフォンを取り出す必要がなくなります。
タッチパッドにもダブルタップによる操作があるため音量調整のためのダブルタップとの誤操作が心配なところですが、しばらく使ってみたところ「イヤホンの端」の検出精度は非常に高く、意図しない操作になることはほぼありませんでした。
ラボ機能ではなく既に標準機能に組み込んでもいいレベルに調整されている印象です。
ちなみに、iOSの「Galaxy Buds+」アプリはiPadでも利用可能ですが、画面サイズはiPhoneのみに対応。そのためiPadで同アプリを表示させると周囲に大きく余白が生まれてしまいます。
マルチポイント接続は非対応もそこまで不便は感じず
国内ではあまり話題になっていませんでしたが、Galaxy Buds+の公式ページには発売当初Bluetooth 5.0に対応したデバイス間でマルチポイント接続が利用できるとの記載がありましたが、後に削除されています。
マルチポイント接続とは、複数の端末に同時に接続する機能。音楽プレーヤーと通話用のスマートフォンの両方にGalaxy Buds+を接続しておき、音楽を聴きつつもスマートフォン側に来た電話にイヤホンで応答する、といった使い方が可能なため、使えるのであれば非常に便利な機能です。
しかしサムスンがわざわざ記述を削除したことからわかるように、Galaxy Buds+はマルチポイント接続には非対応。代わりにSmartThingsアプリをインストールしGalaxyアカウントでログインしたデバイス間であれば、メディアパネルから接続の切替ができるようになっています。
しかしGalaxy Buds+はソニーのWF-1000XM等と同じく、接続したいデバイスのBluetooth設定から選択するだけで現在接続しているデバイスと切断することなく接続できるので、わざわざSmartThingsアプリをインストールする必要はあまりなさそうです。
一応SmartThingsアプリをインストールしておく利点として、Galaxy Buds+のケースの蓋を開きデバイスと接続された時点でポップアップが表示され、イヤホンとケースそれぞれのバッテリー残量を表示してくれる機能があります。
ただ、バッテリー残量は「Galaxy Wearable」「Galaxy Buds+」からも確認できるため、この機能のためにSmartThingsアプリをインストールする必要は全くありません。
まとめ
以上、Galaxy Buds+(プラス)のレビューをお届けしました。
アクティブノイズキャンセリング機能の搭載が見送られたことで、どちらかというとネガティブなイメージを抱いた状態から使い始めましたが、そもそもの遮音性が非常に高かったことと外音を取り込む機能が優秀だったことにより、その点の不満はほぼ解消されました。
むしろノイズキャンセリング機能がないことによるバッテリー持続時間の大幅な延長はかなり効果的で、完全ワイヤレスイヤホンながら日常使いでバッテリーの心配をする必要がなく、とにかく快適に利用することができます。
個人的に最も気に入ったのはSpotifyとの連携機能で、イヤホンを装着するだけで音楽が聴けることがこんなにも便利だとは自分でも驚き。独自の音楽配信サービスを展開していないサムスンだからこその連携機能ですが、今後もこの方向性での発展に期待したいところです。
Galaxy Buds+は、筆者としては満足度が高い完全ワイヤレスイヤホンだと感じましたが、先代のGalaxy Budsユーザーがすぐに乗り換えるべきか?というと少し慎重に判断してもいいかと思っています。
というのも、Galaxy BudsがGalaxy Buds+となって明確に進化した点はバッテリーくらいで、便利だと感じたSpotifyとの連携機能も他の音楽配信サービスのユーザーであれば無関係な話であるため。現在Galaxy Budsやその他の完全ワイヤレスイヤホンを利用していて、バッテリーに不満があればGalaxy Buds+に乗り換える価値は大いにありますが、そうでなければもう少しだけ情報収集してみるのも悪くないと思います。
当サイトでは他にもいくつか主だった完全ワイヤレスイヤホンのレビューを公開していますので、ぜひそちらも参考にしていただければと思います。
参考【2020年】Galaxy Budsシリーズ3種類を徹底比較。Buds・Buds+・Buds Liveの音質や電池持ち、ノイズキャンセリングなど
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