XiaomiのミドルレンジスマートフォンMi Note 10が日本で発売されることが発表されました。日本にもファンが多いXiaomiの日本参入は長らく待ち望まれており、日本向けのスマートフォン第一弾となるMi Note 10は非常に注目を集めることが予想されます。
本記事ではMi Note 10の発売日や価格、販路、スペック、特徴的な機能などの情報をまとめて紹介します。満を持しての日本参入、果たして市場ではどれほどの存在感を示すことができるでしょうか。
発売日と価格
メモリ6GB、ストレージ128GBのMi Note 10は本日12月9日より予約受け付けを開始し12月16日から発売される予定。価格は52,800円。上位モデルとなるメモリ8GB、ストレージ256GBのMi Note 10 Proは同じく本日12月9日より予約受け付けを開始ししますが、発売は12月23日の予定です。
Mi Note 10 (6GB / 128GB) | Mi Note 10 Pro(8GB / 256GB) | |
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価格 | 52,800円 | 64,800円 |
Mi Note 10 / Note 10 Proは今のところAmazonでのみ取り扱われる予定。Mi Note 10 / Note 10 Pro共に16時30分からAmazonにて予約受付開始となります。
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5眼カメラ。108MP、1/1.33インチセンサー搭載
Mi Note 10は背面に5基、フロントに1基の計6つのカメラを搭載。
背面カメラは上(上記画像では右)から順に5MPの望遠、12MPのポートレート、108MPの広角、20MPの超広角、2MPのマクロといった構成。5つものカメラを搭載することで超広角から望遠、マクロまで多彩な撮影シーンをカバーします。
中でもメインとなる広角カメラは1億画素を超えるというインパクト抜群なロマンあふれる仕様に。ただし画素数が高ければ綺麗な写真が残せるかというとそう簡単な話でもなく、拡大した際に細部まで解像させることができる反面取り込める光の量の関係上、描写が甘くなってしまうことも懸念されます。センサーサイズも1/1.33インチというコンデジにも劣らない大きさになっていますので表現力にも期待したいところです。
ちなみにズーム撮影に関しては1倍・2倍・5倍・0.6倍(超広角)・マクロをボタンによりワンタッチで切り替え可能。ハイブリッドズームは10倍まで、デジタルズームは50倍まで対応しています。
その他夜景撮影やスローモーション動画、 セルフィー時にも適用可能なポートレートモードなど定番の撮影モードも搭載。ポートレートモードは絞りをf1.0~f16の間で調整し、撮影後に絞りとピントの位置を変更することも可能です。
大容量5,260mAhバッテリー
カメラスペックが持ち上げられがちなMi Note 10ですが、5,260mAhという大容量のバッテリーも特徴の1つ。
国内の大容量バッテリー搭載スマートフォンというとASUS ZenFone 6が有名ですが、ZenFone 6のバッテリー容量は5,000mAhですのでわずかではありますがMi Note 10が上回っています。
Xiaomiが公式に公開していたMi Note 10の分解動画にてバッテリーにPSEマークが付いていることも確認できます。
また、Mi Note 10は65分で100%の充電が可能な30Wの急速充電、USB PD(Power Delivery )にも対応。 対応の充電器は同梱されるとのことなので、本体購入後に別途用意する必要はありません。
デザイン
背面・ディスプレイの両方が滑らかにカーブしたデザインを採用。
Mi Note 10のカラーバリエーションは グレイシャーホワイト, オーロラグリーン, ミッドナイトブラックの3色。3色全て日本に投入されます。
ディスプレイは水滴型のノッチを採用したベゼルレスのフルディスプレイ。ちなみに、ノッチを隠す設定も標準で用意されています。
スペック
最後に Mi Note 10のスペックシートを掲載。
OS | Android 9.0 MIUI 11 |
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ディスプレイ | 6.47インチOLED 2,340 x 1,080ドット |
プロセッサ | Snapdragon 730G |
メモリ | 6GB / 8GB |
ストレージ | 128GB / 256GB |
メインカメラ | 108MP / f1.69(広角)、12MP / f2.0(ポートレート)、5MP / f2.0(望遠)、20MP / f2.2(超広角)、2MP(マクロ) |
インカメラ | 32MP / f2.0 |
バッテリー |
5,260mAh 30W急速充電、PD対応 |
カラバリ | グレイシャーホワイト, オーロラグリーン, ミッドナイトブラック |
中国ではMi CC9 Proとの名称で発売されているモデルのグローバル版になりますので、対応バンドを除いた仕様はほぼそちらと同一です。また、おサイフケータイやワンセグ・フルセグ等の日本独自の機能には残念ながら対応はしていないようです。
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(source @XiaomiJapan)
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