auがサムスンGalaxy S9(SCV38)およびS9+(SCV39)向けに機能追加のアップデートをリリースしています。
アップデート開始日は2020年7月15日。対象端末には順次アップデートの通知が表示されるはずです。
アップデートファイルサイズと端末本体による更新時間は、Galaxy S9(SCV38)の場合約930MBで16分、Galaxy S9+(SCV39)の場合約900MBで約15分です。
au版Galaxy S9 / S9+でもS20のカメラ機能が利用可能に
アップデートの対象端末はGalaxy S9(SCV38) / S9+(SCV39)の2モデル。本アップデートを適用するためには、事前に各端末を最新のAndroid 10にアップデートしておく必要があります。
本アップデートを適用することにより、最新のGalaxy S20シリーズに搭載されている機能の一部をS9シリーズでも利用可能になります。
追加される主な機能は以下の通り。
- シングルテイク
- マイフィルターの基本サンプル増加
- プロ動画撮影モード
- 自動で広角モードへ切り換え機能
- 「AR 絵文字」→「AR ゾーン」名称変更及び機能更新
- 動画撮影中のフロントカメラ / リアカメラの切替撮影ボタンの機能追加
- キーボードのUI変更、モーション及びモード追加
- ギャラリーの画像グループ化機能追加
- Music Share機能
- クイック共有機能
- MOV ファイル対応
- 「ヒント」「Galaxy Pass」がプリインストールアプリに追加
Galaxy S10(SCV41)およびGalaxy S10+(SCV42)向けにリリースされた同様のアップデートと比較すると、「ナイトハイパーラプス機能」と「自分撮りのトーン項目」が追加されていないことがわかります。
Galaxy S9が当初搭載していたAndroid 8.1 OreoベースのSamsung Experience 9.5では、動画用のプロモードが搭載されていましたが、後にAndroid 9 PieベースのOne UI 1.0にアップデートされた際に同機能が削除されてしまいました。
そして今回のアップデートによって再び利用可能に。動画用のプロモードに関しては追加というよりも復活が正しいかもしれません。
また、本アップデートを適用することにより、特定の画像を壁紙に設定するとまれにフリーズまたは再起動する不具合を改善。セキュリティパッチが2020年6月に更新されます。
アップデート後のビルド番号(ソフトウェアバージョン)は以下の通り。
- Galaxy S9(SCV38):QP1A.190711.020.SCV38KDU1CTG1
- Galaxy S9+(SCV39):QP1A.190711.020.SCV39KDU1CTG1
本アップデートは、2020年4月の時点で韓国サムスンよりアナウンスされていたもの。約3ヶ月遅れで国内モデルにも展開された形になります。7月13日にはドコモ版のGalaxy S9 / S9+にもリリースされていました。
なお、国内のGalaxyスマートフォンのアップデート状況は以下のページにまとめてありますので参考までに。
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