VAIOが認定整備済PC事業を開始。主要パーツ交換・新品同等の保証を付与するコスパモデルを販売

VAIO株式会社は8月22日、メーカー独自に中古のVAIOノートPCを新品に近い品質に仕立てて市場に提供する「認定整備済PC事業」を開始すると発表した。

VAIOが認定整備済PC事業を開始

VAIOによると、昨今ユーザーのリユースに対する意識が変化してきているなか、同社の法人向けPC事業が成長し高品質な中古PCを入手しやすくなったことを踏まえて「認定整備済PC事業」の開始に至ったとのこと。

また、同事業の開始に伴い社内でもアンケートを実施したところ、

といった意見が多く見受けられたという。

これらの意見を踏まえたうえで、VAIOは以下のような特徴を持つ認定整備済PCを提供する。

VAIO認定整備済PCの特徴

メーカー独自で整備を実施し、クリーニングだけではなく一部パーツの交換まで実施することで、できるだけ綺麗な状態の整備済PCを実現する。

その分価格はやや高く設定されるとしており、一般的中古品よりも2～3万円ほど高価格で販売される予定とのこと。市場でのプレミアムな認識による差別化を図り、安心して購入できる品質と保証をアピールする狙いもある。

VAIO認定整備済PCの例

例として、2020年1月に発売されたVAIO SX14(VJS142)は、税込117,800円、VAIO SX12(VJS122)は税込102,800円で販売される。