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Quick Charge 3.0に対応しUSB Type-Cポート搭載のモバイルバッテリー、Tronsmart Prestoレビュー

充電に関する製品を中心に販売しているTronsmartさんから10400mAhのモバイルバッテリー「Tronsmart Presto」をレビュー用に提供していただきました。

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開封、外観チェック

Tronsmart Presto 箱

開封

内容物

内容物はモバイルバッテリー本体、専用ポーチ、Type-A to Type-Cケーブル、保証書です。保証書に関しては英語のみで日本語はありませんでした。

本体の外観チェック

本体。全体がマットな黒一色で、持ってみると見た目よりややチープな質感に感じました。

背面

裏面にはスペックが表記されています。Tronsmart PrestoのウリであるQualcomm Quick Charge 3.0に対応していることがハッキリと書かれています。

ポート

ポートは2つ。右側がもう一つのウリであるUSB Type-Cポートです。

typeA to typeC

付属のケーブルはType-A to Type-Cのもの。

Quick Charge 3.0対応!USB Type-C搭載!

Tronsmart Prestoにはモバイルバッテリーには珍しくUSB Type-Cのポートが搭載されています。付属のケーブルを使ってモバイルバッテリー自体への充電にも、別途 Type-C to Type-Cケーブルを用意すれば端末への充電にもどちらにも使える仕様になっています。ちょうどTronsmart製のType-C to Type-Cケーブルがあったので合わせて使うと良いかもしれません。

このUSB Type-Cでは5V/3Aで充電が可能のため、10400mAhでも約5時間ちょっとで満充電できました。これはほぼスペック通りと言えます。モバイルバッテリーは大容量になればなるほど本体そのものへの充電に時間がかかるのが難点でしたが、この製品なら他と比較して遥かに高速に充電できます。

また、最新のQuick Charge 3.0にも対応し、従来と比較して最大38%も高速に充電できるようになったとされています。

後方互換性があるためQC2.0にも対応

Quick Charge 3.0は後方互換性がありますのでQuick Charge 2.0対応製品にも急速充電が可能。私はQuick Charge 3.0対応製品を所有していないので、 2.0対応製品を充電してみました。しっかりと急速充電ができています。

大きさが気になるかも

本製品は10400mAhと大容量ですが、私は倍近い20100mAhのAnker PowerCoreを所有しています。

Anker PowerCoreとTronsmart Presto比較

大きさを比較してみると、Tronsmart Prestoの方がわずかに短いもののほぼ変わらないという結果に。Quick Charge 3.0など嬉しい機能は付いていますが、倍近い容量のモバイルバッテリーとほぼ同じ大きさというのはちょっと気になりました。ただし重量はAnker PowerCoreが350gなのに対してTronsmart Prestoは149gと半分以下。持ち運ぶのは圧倒的にTronsmart Prestoの方が楽でした。


Quick Charge 3.0、USB Type-C共にまだまだ普及しているとは言えませんが、今年に入りジワジワと浸透し始めています。そんな最新の技術にいち早く対応している製品というだけで、数多くあるモバイルバッテリーの中からこのTronsmart Prestoを選ぶ価値は間違いなくあります。大きさだけがネックですが、大容量であることには間違いないので仕方のない部分もありますし、鞄を持ち歩く人にはあまり問題ではないかもしれません。価格は2,489円。Quick Charge対応のスマートフォンを所有しているならば絶対に買って損のない製品です。

コメント

ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。