Galaxy Z Flip6 スペック・価格・発売日まとめ。Z Flip5との違いを比較

2024年7月10日、サムスンは新製品発表イベント｢Galaxy Unpacked｣を開催し、同社最新の折りたたみスマーフォン「Galaxy Z Flip6」を発表した。

日本向けのモデルは7月17日より予約受付が開始され、7月31日に発売される予定。

目次(見たいところからチェック！)

Galaxy Z Flip6の特徴とスペック

Galaxy Z Flip6は、ガラケーのような縦開きスタイルの折りたたみスマホ。名称の通りGalaxy Z Flip5の後継にあたるモデルだ。

メインディスプレイの大きさは約6.7インチ。背面のサブディスプレイは、3.4インチ。

チップセットにはSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを採用。先代から引き続き、通常のSnapdragonをGalaxy向けに最適化したモデルが使われている。

メモリ容量は12GB。SIMフリーモデルのストレージは、256GB・512GBの2パターンが用意されている。

Galaxy Z Flipシリーズとしては初めてベイパーチャンバーを搭載している点も特徴だ。高性能なプロセッサーや先代より4GBも増加したメモリ容量など、全体的にパフォーマンスの向上に期待できる。

Galaxy Z Flip6には、Galaxy S24シリーズにも実装されてきたAI機能が搭載されており、折りたたみスマホとしての使い勝手が一段と向上している。

例えば、「フォトアシスト」機能に新たに追加された「ポートレートスタジオ」を活用すると、ポートレート写真をベースに人物の顔をイラストに変換可能。

イラストのタッチもコミック・3Dマンガ・水彩画・スケッチから選べるので、SNSのアイコンを簡単に用意できる。

また、被写体を認識して自動的に画角を調節してくれる「オートズーム」にも対応。折りたたみ構造とカバー画面を活かした置き撮影にピッタリのAI機能だ。

その他のGalaxy AI機能についてはGalaxy S24シリーズとほぼ同様なので、詳しくは以下の記事を確認してみてほしい。

Galaxy Z Flip6は、進化に乏しかったGalaxy Z Fold6と比較するとほどほどに改善されたポイントがある。

主な進化・改善ポイントをまとめると以下のようになる。

Z Flip6とZ Flip5の違い・改善点

従来のZ Flipシリーズは主にメモリ容量において「Foldよりもワンランク下」に位置付けられていたが、Z Flip6では同等の12GBのメモリが搭載されたことでゲームやAIのようなパフォーマンスが求められる用途にも使いやすくなったはずだ。

地味ながらバッテリー容量も増えているほか、カメラの画素数もアップ。画素数が多い=高画質とはならないものの、わざわざセンサーを変更したのであれば画質の向上にも期待できるはずだ。

項目	Galaxy Z Flip6
メインディスプレイ	・6.7インチ・Dynamic AMOLED 2X ・2640×1080ピクセル・120Hz
サブディスプレイ	・3.4インチ・Super AMOLED ・720 x 748ピクセル・リフレッシュレート60Hz
カメラ	メインカメラ・50MP ・F1.8 ・OIS 超広角カメラ・12MP ・F2.2 ・視野角123°
インカメラ	・10MP/F2.2
チップセット	Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy
メモリ / ストレージ	12 / 256GB 12 / 512GB
バッテリー容量	4000mAh
充電速度	有線：25W (ワイヤレス急速充電にも対応)
生体認証	指紋認証顔認証
Wi-Fi	Wi-Fi 6E
Bluetooth	Bluetooth v 5.3
防水防塵	IPX8 / IP4X
サイズ	折りたたみ：71.9 x 85.1 x 14.9mm 展開：71.9 x 165.1 x 6.9mm
重量	187g

Galaxy Z Flip6の国内向けSIMフリーモデルは、2024年7月17日(水)より予約受付を開始し、7月31日より販売される予定。

SIMフリー版の販路はGalaxy Harajuku・Galaxy Studio Osaka・Galaxy Experience SpaceおよびSamsungオンラインショップ。

各ストレージ別の価格はコチラ。

ストレージ	価格
256GB	15万9000円
512GB	17万7700円

ドコモ・auでも7月17日に予約受付が開始され、7月下旬に発売されるとアナウンスされている。

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