従来のAndroid版Twitter公式アプリで設定可能であったダークモードは、目に優しい色ではあるものの背景は黒ではなくダークブルーで、昨今の有機ELディスプレイを採用したスマートフォンの電力消費を改善する効果はあまりありませんでした。
2019年の3月、iOS版Twitterアプリではダークモードの設定の中に[ダークブルー][ブラック]という2つの項目が追加され、[ブラック]を選択することで背景を完全な黒に変更することが可能になりました。同設定は近日中にAndroid版にも追加されるとアナウンスされていたもののしばらくの間音沙汰がありませんでしたが、10月25日時点で筆者所有の端末で同様の設定が可能になっていることが確認できました。
Android版Twitterアプリで黒背景のダークモード「Lights out」を設定する方法
有機ELディスプレイの特性を活かし消費電力を抑えることができる真のダークモードを有効にするには、Twitterアプリ起動後、左端からスワイプすることでメニューを呼び出し[設定とプライバシー]を選択します。
[ディスプレイとサウンド]⇒[ダークモードの表示設定]へと進むと[Dim]と[Lights out]という2つの項目が現れます。[Dim]は従来利用可能であった青みがかったダークモードのことで、ここで[Lights out]を選択することで画像のような完全に真っ黒な背景のダークモードをTwitterアプリに適用することができます。
一度上記の設定を済ませると、スライドメニュー下部の電球アイコンをタップすることで一度ダークモードをオフにした後、再度電球アイコンをタップしても[Lights out]のダークモードが適用されたままとなります。筆者所有のいくつかのAndroidスマートフォンで本設定を試してみましたが、アプリバージョン8.18.0になっているTwitterアプリがインストールされていれば全ての端末で[Lights out]に設定が可能でした。
ダークモードによるバッテリーの節約は本当に微々たるものですが、塵も積もれば山となると言いますし可能な限り全ての画面を真っ黒にすることで多少の効果はあるかもしれません。正直なところ見た目はダークブルーの[Dim]の方が好みです。
コメント