フランスのファーウェイ公式Twitterアカウントが、次期モデルP40にシート状の炭素素材であるグラフェンを用いたバッテリーが搭載されるとのツイートをレンダリング画像と共に投稿していました。
これに対し有名リーカーのIce universe氏は「これは現時点では不可能な技術だ」として否定のツイートを投稿。メーカー公式が発信した情報とリーカーの情報では前者の情報を信用するのが当然ですが、なぜかファーウェイフランスは該当のツイートを削除。さらにツイートに含まれていたP40のレンダリング画像は公式のものではなくファンメイドのコンセプト画像だったことも発覚し、多くの人を混乱させています。
「HUAWEI P40はグラフェン電池を搭載し45分で満充電」はガセ?
Huawei Franceによるツイートがこちら。なお元ツイートは現在は削除されています。PhoneArenaによると、ツイート内の画像に記されている内容を英訳したものは以下の通り。
The next flagship Huawei smartphone geared towards photography, the P40, will come with a next-generation graphene battery
PhoneArena
ツイート内でも「グラフェン電池を搭載したフラッグシップスマートフォンを投入するのはファーウェイが初」と書かれており、画像内のテキストにもグラフェン素材を用いたバッテリーを採用していることが明記されています。
しかし冒頭で触れたようにIce universe氏はこの情報を否定し、Huawei Franceもツイートを削除。一応、P40がグラフェン電池を搭載するという情報は12月9日に投稿されたこちらのツイートが元になっているとされていますが、こちらもソース不明のリーク情報に過ぎず信憑性も無し。
Huawei Franceによるツイートが一体どういった意味を持つのかは、完全に迷宮入りとなってしまいました。
当サイトでは何度も信憑性の不明なリーク情報を取り上げ様々に考察してきましたが、公式から発信された情報の真偽が不明という事態は非常に珍しいケースだと思っています。
これまでのリーク情報ではHuawei P40 Proのバッテリー容量は5,000mAhになると言われてきました。もちろんこの情報の真偽も不明ではありますが、今後Huawei Franceが何か情報を発信した場合もまずはその真偽を疑う必要があるかもしれません。
(source PhoneArena)
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