Galaxy Budsシリーズはこれまで、スマートフォン用の「Galaxy Wearable」アプリを使用しないと、各種設定を行えなかった。過去には、Galaxy Buds Managerと呼ばれるWindows用のソフトも提供されていたものの、現在は削除されている。
しかし、この度サムスン公式からWindows 10でGalaxy Budsシリーズを設定できる「Galaxy Buds」アプリが提供されていることが判明した。同アプリは、Microsoftストアからインストール可能だ。
ANCの制御もできるWindows 10用のGalaxy Budsアプリが公開
公開されているWindows 10用アプリの名称は、そのままズバリ「Galaxy Buds」。公開日は2021年4月5日となっており、日本からでもインストール可能だ。
インストール後起動すると、対応のGalaxy Budsシリーズが3つ表示された。執筆時点で対応しているのは最新の「Galaxy Buds Pro」のみらしく、「Galaxy Buds Live」と「Galaxy Buds+」に関しては近日中に対応するようだ。
所有している「Galaxy Buds Pro」のケースを開きペアリングを試みたところ、スキャンはされるもののなぜか上記画面より先に進めず接続できなかった。アプリの問題なのか、使用しているPC側の問題なのかは不明だ。
Microsoftストアに掲載されているスクリーンショットによると、「Galaxy Buds Pro」を接続した場合は、同アプリからアクティブノイズキャンセリングの調節や音声検出のオン・オフ、タッチ操作のカスタマイズ等が可能。
これまで、Windows 10のPCに接続したGalaxy Budsシリーズでアクティブノイズキャンセリングやタッチ操作を実行するには、あらかじめスマートフォン側の「Galaxy Wearable」アプリで設定しておく必要があった。
Windows 10向けの「Galaxy Buds」アプリを用いれば、スマートフォンなしでもこれらの設定ができるため、PCを頻繁に使う方にとっての利便性が向上するはずだ(ペアリングできれば)。
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