Galaxy S21が登場してまだ半年しか経過していないが、早くも次期モデルであるGalaxy S22 / Galaxy S22+ / Galaxy S22 Ultra(いずれも仮称)に関するリークや噂がチラホラ出始めている。
そこで本記事では、現時点で判明している、またはリークされているGalaxy S22シリーズに関する情報をまとめておく。韓国をはじめとした海外メディアによる報道や実績のあるリーカーによる情報を中心に、バラバラと散らかりがちなリーク情報を1ページにギュッとまとめるので、参考にしてみてほしい。
なお、本記事の公開予定日は2021年6月だ。当然これからもどんどん情報が更新されていくと思うので、新しい情報は随時新規記事として公開しながら、本記事にも追記していく。
- Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultraが正式に発表されました↓
外観とデザイン
まずは外観に関する噂から。現行のGalaxy S21シリーズでは、Galaxy S21+とGalaxy S21 Ultraの背面にはゴリラガラスが採用され、Galaxy S21の背面にのみプラスチックが使われている。
しかし、Galaxy S22シリーズではプラスチックモデルが拡大し、Galaxy S22 Ultraのみガラスパネルを搭載し、Galaxy S22とGalaxy S22+の2モデルがプラスチックになる可能性があるという。
ガラスとプラスチックでは肌に伝わるプレミアムな質感が大きく異なるため、Galaxy S22+を狙っている方にとっては気になるニュースかもしれない。
一応、サムスンとしてもプラスチックモデルの表面処理は工夫し、見た目にはほとんどプラスチックとガラスの区別が使ないように仕上げてくるはず。実際、上の画像を見てもらえばわかると思うが、ガラスとプラスチックの背面はNote20 UltraとS21の時点で見た目にほとんど差は感じられない。
質感の低下がデメリットだとすれば、プラスチック採用にも何らかのメリットはあるはず。真っ先に思いつくメリットは低価格化だろう。背面プラスチックのGalaxy S21は、ここ数年のGalaxyフラッグシップとしては非常に低価格で販売されていた。
参考Galaxy S22 / S22+の背面はプラスチックに?ガラス製はS22 Ultraのみの可能性
なお、S22シリーズのうちGalaxy S22 Ultraについては、最低でもブラック・ホワイト・レッドの3色が用意されると噂されている。
Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultraのレンダリング画像
9月24日、Galaxy S22 Ultraの外観を予想して作成したレンダリング画像が初めて公開された。
外観は一言でいうと「Noteそっくり」。四角いフォルムやGalaxy Note20シリーズに似たカメラデザイン、そして何よりも本体左にSペンスロットとSペンが装備されている。
あくまでも予想のレンダリングではあるものの、「Galaxy S22 Ultraは実質Noteの後継モデル」という噂がジワジワと現実味を帯びてきているようで、個人的には非常にワクワクしている。
参考Galaxy S22 Ultraの予想レンダリング画像が公開。Sペンスロットも搭載
Galaxy S22 Ultraに続き、Galaxy S22とGalaxy S22+のレンダリング画像も公開された。
NoteシリーズライクだったS22 Ultraとは違い、Galaxy S22とS22+は従来のSシリーズ同様の丸みを帯びた形状を採用。S21シリーズから採用された、背面カメラの周囲と側面が一体化したデザインも引き続き採用されており、見た目はほぼS21シリーズ変わらないと言っても過言ではない。
また、レンダリングを作成した@OnLeaksはGalaxy S22+に関する情報を「Galaxy S22 Pro」として受け取っていたとも報じられている。S22 UltraのNote化も含めて、ラインナップに何らかの変更が加わる可能性は極めて高そうだ。
参考Galaxy S22 / S22+のレンダリング画像がリーク。デザインはS21から踏襲、S22 Ultraとは別物に?
ケースのレンダリング画像がリーク
Galaxy S22 Ultra用に設計された、サードパーティ製ケースのレンダリング画像がリークされている。
ケースは、シンプルなタイプとスタンドギミックが搭載されたタイプがリークされているが、ここにGalaxy S22 Ultraとして写っている端末は、以前予想レンダリングとしてリークされていた形状とほぼ同じだ。
角度の関係上SペンやSペンの収納スロットこそ確認できないが、デザインはGalaxy Noteシリーズとほぼ同じと言っても過言ではなく、「Galaxy S22 UltraのNote化」説がより強まったと言えるだろう。
もちろん、事前にリークされたGalaxy S22 Ultraのレンダリング画像を元にケースの画像を作成した可能性がある点についても頭の片隅に入れておかなければならないが。
参考Galaxy S22 Ultraのケースがリーク。”実質のNote22 Ultra”説を後押し
設計図がリーク
Galaxy S22シリーズ各モデルの寸法を記した設計図のような画像がリークされている。Galaxy S22+はGalaxy S22 Proとして掲載されているが、Galaxy S22シリーズにて+ ⇒ Proの名称変更も噂されている。
各画像から読み取れる、Galaxy S22シリーズのサイズは以下の通り。「大きい」「小さい」といった感想は触ってみないことには述べられないが、参考までに。
Galaxy S22 | Galaxy S22 Pro | Galaxy S22 Ultra | |
---|---|---|---|
サイズ | 高さ145.98×幅70.56×9.15mm | 高さ157.43×幅75.83×9.15mm | 高さ163.29×幅77.873×10.55mm |
ちなみに、Galaxy S22 Ultraは本リークでもやはり実質のGalaxy Note22 Ultraと言える形状だ。背面のカメラはアルファベットのP型のユニットに収められており、SペンスロットはGalaxy Note20 Ultra同様左側に配置されている。
参考Galaxy S22シリーズの設計図?がリーク。詳細な寸法やSペンスロットの位置などが判明
Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultraの実機写真がリーク
Galaxy S22 Ultraの実機だとされるデバイスの画像がリークされた。一般的に実機の画像は正式発表の1~2ヶ月程度前にリークされることが多いため、2022年2月の発表が噂されるGalaxy S22 Ultraの実機流出は非常に早い方だと言える。
外見に関しては概ねこれまでリークされてきたレンダリング画像の通りといったところ。本体左側には、Galaxy Note20 Ultraと同じくSペンスロットも搭載されており、「S22 Ultraは実質のNote後継機である」という噂がどんどん現実味を帯びてきている。
レンダリングと異なる点は、背面のカメラのデザイン。これまでリークされてきたほとんどの画像が「P」型のデザインや縦2列のデザインを採用していたが、実機と思しき画像では各レンズが独立した非常にシンプルな設計を採用している。
この画像がどこまで製品版に近い存在であるかが不明だが、カメラ周りのデザインには今後も注目していきたい。
参考Galaxy S22 Ultraの実機画像がリーク。マットな質感にシンプルなカメラ、本体左側にはSペンスロットも
※以下12/14追記
以前のGalaxy S22 Ultraに続き、Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultraの3機種全ての実機を収めた写真もリークされた。
Galaxy S22とS22+に関してはGalaxy S21をほぼ踏襲したようなデザインを採用。画像から判断できるS22とS22+の違いはサイズくらいしかない。
S22 Ultraは今までのリーク通りほぼNoteの後継機といった形状で、以前リークされた実機の姿ともほぼ一致しているように見える。
1点気になるのは、Galaxy S22 / S22+背面の光沢感。本記事冒頭でも触れているようにGalaxy S22とGalaxy S22+の2モデルの背面にはプラスチックが採用されるとの噂だったが、写真の実機はパッと見ガラスに見えなくもない。
もちろん変更された可能性も十分考えられるが、これらの画像を鵜吞みにはできない要因でもあるので注意が必要だ。
参考Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultraの実機画像がリーク。S22 Ultraのみ背面がマットに?
壁紙がリーク
Galaxy S22シリーズにデフォルトで搭載される壁紙として、上記4種類の画像がリークされた。
グリーン・ピンク・イエロー・ブラックの4色の背景にパーティクル風デザインが施されたものであり、シンプルかつスタイリッシュ。従来のGalaxyシリーズに採用されてきた壁紙の雰囲気とも一致しているように感じる。
フルサイズの壁紙は、リーク元のAndroid Policeから入手可能。グリーン・ピンク・イエローの3色の解像度は2340×2340ピクセル、ブラックの解像度は3072×3072ピクセルといずれも非常に高精細なので、手持ちのGalaxyスマートフォンの壁紙として適用すれば一足早くGalaxy S22の気分を楽しめる。
参考Galaxy S22シリーズの壁紙とされる画像がリーク。ダウンロードして一足早くS22を体験!
カラーバリエーションがリーク
これまでハッキリしていなかった、Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultraのカラーバリエーションに関する情報がリークされた。
Galaxy S22とS22+は、ピンクゴールド・グリーン・ブラック・ホワイトの4色。Galaxy S22 Ultraは、ダークレッド・ブラック・ホワイトの3色が展開されるとのこと。
Galaxy S22 | Galaxy S22+ | Galaxy S22 Ultra | |
---|---|---|---|
カラー | ピンクゴールド・グリーン・ブラック・ホワイト | ダークレッド・ブラック・ホワイト |
ただし、最近のGalaxyスマートフォンはSamssung.com限定色なども積極的に展開しているため、さらに豊富なカラーバリエーションが用意されることも想定できる。また、韓国のみや中国のみといった地域限定のカラーもあるかもしれない。
参考Galaxy S22シリーズのカラーバリエーション、メモリとストレージの組み合わせがリーク
純正ケースの画像がリーク
英国のECサイトMobile Funにて、Galaxy S22 Ultra専用アクセサリの一部が公開されていた。
画像が掲載されていたのは
- Smart Clear View Case
- Smart LED View Cover
- Clear Standing Cover Case
- Silicone Cover
の4種類だが、Clear Cover・Leather Cover・Protective Standing Case・Silicone With Strap Case用のページも用意されている
参考Galaxy S22 Ultra用純正ケースの一部がリーク。定番ケースはS22シリーズでも続投か
Galaxy S22 Ultra用Smart Clear View Coverの画像がリーク
従来のSmart Clear View Coverは縦長の窓が搭載されていたが、今回リークされたGalaxy S22 Ultra用の同ケースは、こちらの画像のように右上に長方形の窓を搭載している。
実際に試してみないことにはどちらが使いやすいとは言えないが、個人的な感想を述べると従来のタイプの方がスタイリッシュでかっこよかったと思う。
どういう意図があって変更されたのかは不明だが、より使いやすくなっているこちに期待したい。
ディスプレイ
Galaxy S22とGalaxy S22+は、S21シリーズよりもやや小さいディスプレイを搭載すると報告されている。
細かな数値はリーク元によって異なるものの、Galaxy S22は6.06インチまたは6.1インチ、Galaxy S22+は6.55インチまたは6.5〜6.6インチとされており、概ね一致している。
また、Galaxy S22 Ultraのディスプレイは6.8インチまたは6.81と報告されており、Galaxy S21 Ultraとほぼ同じかやや大きくなる可能性が高い。
Galaxy S22 | Galaxy S22+ | Galaxy S22 Ultra | |
---|---|---|---|
画面サイズ | 6.06 or 6.1インチ | 6.55 or 6.5~6.6インチ | 6.8 or 6.81インチ |
また、ディスプレイ内蔵型のインカメラ(UPC:アンダーディスプレイ)が搭載されるとの噂もあったが、現時点ではどちらかというと否定的な見方が強いようだ。
同タイプのインカメラはGalaxy Z Fold3にも搭載されると期待されていたが、その後リークされた公式画像にはパンチホール型のカメラが確認できる。
現行のS21シリーズが3機種とも120Hzのリフレッシュレートに対応していることから、Galaxy S22シリーズも同様に120Hzに対応する可能性が高い。しかし、LTPOディスプレを搭載するのはGalaxy S22 Ultraのみとの噂も浮上している。
Galaxy S22
— Mauri QHD (@MauriQHD) June 11, 2021
6.06″
6.55″
6.81″
Only Ultra is LTPO
from my source Hades (7/8 correct) pic.twitter.com/Rfbd4VSdT7
[source naver]
カメラ性能と構成
執筆時点(2021年6月)でリークされているGalaxy S22のカメラ構成は以下の通り。比較としてGalaxy S21の構成も並べてみた。
カメラ種類 | Galaxy S22(仮称) | Galaxy S21 |
---|---|---|
メインカメラ | 50MP | 12MP |
超広角カメラ | 12MP | 12MP |
望遠 | 12MP / 3倍の光学ズーム | 64MP / 最大3倍のハイブリッドズーム |
より詳細な構成やスペックがリークされていたので、以下の表が最新版↓。
カメラ種類 | Galaxy S22/ S22+ |
---|---|
メインカメラ | 50MP 1/1.57インチセンサー、1µmピクセル、F1.8 |
超広角カメラ | 12MP 1/2.55インチセンサー、1.4µmピクセル、F2.2 |
望遠 | 12MP 3倍の光学ズーム 1/3.24インチセンサー、1.22µmピクセル、F2.4 |
メインカメラの高画素化と望遠カメラの低画素化が主な変更点。メインカメラに採用されるセンサーはより大型になると見られており、高画素化しても1ピクセル当たりの受光面積も拡大し、より鮮明な写真撮影が可能になると言われている。
望遠カメラの低画素化は、シンプルに光学ズームの導入によるものだろう。クロップして拡大するハイブリッドズームに頼らないため、12MPで問題ないと判断された可能性が高い。
参考Galaxy S22のカメラ構成がリーク。S20 / S21と比較して大幅にアップグレードする可能性
また、AppleのiPhone 12 Pro Maxに実装されて話題となった、センサーシフト式手ぶれ補正がGalaxy S22シリーズにも搭載されるとの噂もある。
さらに、センサーシフト式手振れ補正に関連するかどうかは不明であるが、サムスンがスマートフォンカメラの開発において日本の光学機器メーカーであるオリンパスと提携しているのではないかとのリークも興味深い。
ファーウェイやシャープがライカと協力しハイレベルなスマートフォンカメラ実現したように、サムスンとオリンパスの提携がGalaxyのカメラをワンステップ上に引き上げてくれる可能性には大いに期待しできる。
参考Galaxyにセンサーシフト式手ぶれ補正搭載の噂。オリンパスとの提携が関係?
S22 Ultraのイメージセンサーは「ISOCELL HM3」?
Galaxy S22 Ultraのメインカメラに採用されるイメージセンサーが、「ISOCELL HM3」であるとのリークも報告されている。
「ISOCELL HM3」は、Galaxy S21 Ultraにも搭載されているセンサー。一応何らかの改善が施された派生モデルであるとも指摘されているが、事実上センサーは新型に置き換えられず、据置きということになる。
画素数 | 絞り値 | |
---|---|---|
広角カメラ(メインカメラ) | 108MP | F1.8 |
超広角カメラ | 12MP | F2.2 |
望遠カメラ(光学10倍) | 10MP | F4.9 |
望遠カメラ(光学3倍) | 10MP | F2.4 |
以前から200MPの新型イメージセンサーの開発が噂されており、Galaxy S22 Ultraには同センサーが採用されるのでは?とも噂されていた。しかし、執筆時点(2021/07)の情報では、ハードウェアではなくソフトウェアの改良により、画質や機能の向上が図られる可能性が高そうだ。
参考Galaxy S22 Ultraは108MPのISOCELL HM3を採用か。S21 Ultraから変更はなし?
S22 Ultraには2基の望遠カメラが搭載
光学ズームの導入や画素数の増減など、目に見える変化が大きいGalaxy S22に対して、Galaxy S22 UltraはS21 Ultraと比較して大きな変化がない可能性が高い。
引き続き光学3倍+光学10倍の2基の望遠レンズが搭載され、画素数はどちらも10MPで据置き。一応、内部のレンズが自在に稼働するペリスコープカメラを採用し、3~10倍のシームレスな光学ズームを実現するという噂もあるようだが、執筆時点(2021年8月)では噂の域をでていない状態だ。
参考Galaxy S22 UltraのカメラはS21 Ultraからほぼ変更ナシ?シームレスな無段階ズームの噂も
メモリやプロセッサーなど
執筆時点ではGalaxy S22シリーズに採用されるプロセッサーやメモリ容量などはハッキリしていない。
従来通りであれば、日本に投入されるモデルには発表時点で最新のSnapdragonシリーズが搭載されるはずだ。
Galaxy S22+のベンチマークスコアが公開
GeekBenchにて、Galaxy S22+(SM-S906B)のものと思われる端末のベンチマークスコアが公開されている。
スコアはシングルコアが1073、マルチコアは3389で、正直なところそこまでハイパフォーマンスとは言えないが、製品版とは異なるうえ測定の環境も不明なので数値の大小はあまり気にしない方がいいかもしれない。
搭載されているメモリは8GBで、プロセッサーはS5E9925(Exynos 2200)。
次世代のExynosにはAMDのGPUが採用されると伝えられているが詳細は不明であり、上記スコアや掲載内容からも核心に迫る情報は掴めそうにない。
関連Exynos 2200搭載Galaxy S22+のベンチマークスコアが公開
メモリ・ストレージ容量がリーク
Galaxy S22シリーズ3機種のメモリ・ストレージ容量がリークされた。
Galaxy S22およびGalaxy S22+は8GB / 128GBと8GB / 256GBの2モデル、Galaxy S22 Ultraは12GB / 128GBと16GB / 512GBの2モデルが用意されるとのこと。
Galaxy S22 | Galaxy S22+ | Galaxy S22 Ultra | |
---|---|---|---|
メモリ / ストレージ | 8GB / 128GB 8GB / 256GB |
12GB / 128GB 16GB / 512GB |
参考Galaxy S22シリーズのカラーバリエーション、メモリとストレージの組み合わせがリーク
バッテリー
Galaxy S22+およびGalaxy S22 Ultraに搭載されるバッテリーモジュールが、中国CCC認証を通過している。また、韓国の認証機関SafetyKoreaにて、Galaxy S22用のバッテリーモジュール(EB-BS901ABY)とGalaxy S22+用のバッテリーモジュール(EB-BS906ABY)が画像付きで掲載されている。
これらの公開されている認証情報より、両モデルのバッテリー容量が以下のように判明した。
バッテリー型番 | 対応モデル | バッテリー容量 |
---|---|---|
EB-BS901ABY | GalaxyS22 | 定格3590mAh(3700mAh) |
EB-BS906ABY | Galaxy S22+ | 定格4370mAh(4500mAh) |
EB-BS908ABY | Galaxy S22 Ultra | 定格4855mAh(5000mAh) |
Galaxy S21とGalaxy S21+のバッテリー容量はそれぞれ4000mAhと4800mAh、Galaxy S21 Ultraのバッテリー容量は5000mAhだった。つまり、Galaxy S22とGalaxy S22+のバッテリーは前モデルより300mAh減少し、Galaxy S22 Ultraのバッテリーは現状維持という形になる。
関連Galaxy S22+ / Ultraのバッテリー容量が判明か。中国3C認証から
参考Galaxy S22 / S22+のバッテリー容量はS21から減少。モジュールの画像も判明
また、Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultraの3モデルのうち、いずれかが最大65Wの急速充電に対応するともリークされている。
Hearing 65W in test phase for Rainbow RGB…
— Tron ❂ #GalaxyUnpacked (@FrontTron) July 20, 2021
より正確に述べると、2021年7月時点で検討をしている段階。
Galaxy SシリーズおよびNoteシリーズの急速充電は、他社、特にHUAWEIやXiaomiといった中国系のメーカーから一歩遅れを取っていた。
Galaxy S22シリーズにて、遅れを取り戻せるかどうかに期待がかかる。
参考Galaxy S22シリーズ、待望の65W急速充電に対応か
※2021年9月追記
上記の通り検討した結果なのかどうかは不明だが、Galaxy S22 Ultraは65Wではなく45Wの急速充電をサポートするとの噂が浮上した。
100%
— Ice universe (@UniverseIce) September 15, 2021
S22 Ultra,45W,10V/4.5A
リーカーのIce Universe氏は本件について「100%」と強調しており、絶対の自信がある様子だ。
ちなみに、GalaxyシリーズはGalaxy Note10+で45Wの急速充電をサポートしたものの、現在のS21シリーズでは25W充電にダウングレードされている。つまり、45W急速充電をサポートする場合は「向上した」とも「元に戻った」とも受け取れる形だ。
Sペンスロット搭載の噂
リーカーのIceUniverse氏、およぼ海外メディアのGalaxy Clubによると、S22シリーズのうちGalaxy S22 UltraのみSペンに対応するとのこと。
さらに、S21 Ultraのようにただ手書き入力ができるだけではなく、Galaxy S22 Ultra本体にSペンを収納できるスロットも搭載されるという。つまり、実質のGalaxy Note後継モデルとなる可能性がある。
Galaxy Clubは、Galaxy S22 UltraのSペン検出用パーツの存在を確認したと報じた。これが事実であれば、確かにSペンスロット搭載の根拠となる。
参考Galaxy S22 UltraにSペンスロット搭載の噂。Sシリーズ最上位モデルが実質のNoteに?
発売日はいつ?
当初、Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultraの3モデルは、Galaxy S21シリーズ同様に2022年1月に発表・発売されると噂されていた。その後、1月の発表は例年よりも1ヶ月早いのだが、さらに1ヶ月早めた2021年12月に発表されるとの噂も浮上している。
また、現行のGalaxy S21シリーズの廉価モデル「Galaxy S21 FE」がさまざまな事情により発表を遅らせられており、ついにそれに伴いGalaxy S22シリーズの発表時期を2022年2月にズラすことも検討していると報じられている。
詳細は以下の記事にて確認してほしい。
参考Galaxy S22の発表は22年2月に延期か。S21 FEが1月にUnpackedなしでひっそりと発表される?
以下2022/1/11追記
韓国メディアの報道から、サムスンが2022年2月8日にGalaxy S22シリーズを発表するためのUnpackedイベントを開始する可能性があることが判明した。
Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultraの3機種は2月8日に発表された後、2月9日には予約受付が開始されて同月24日から一般販売がスタートする予定とのこと。Unpackedイベントは、昨年同様にオンラインで開催されるという。
世界最大級のモバイル技術の見本市「MWC2022」は、2月28日から3月3日にかけて開催されるため、同イベントへの展示に間に合う計算となる。
参考サムスン、Galaxy S22発表イベントを2月8日に開催するとの報道。一般販売は24日から?
Galaxy Unpacked 2022が2月9日に開催
サムスンから、Galaxy Unpacked 2022が2月9日(日本時間2月10日の0時)に開催されると正式にアナウンスされた。
S22という固有名詞こそ出ていないものの、新型のGalaxy Sシリーズを発表することまで明かされているため、2月9日(日本時間2月10日の0時)にGalaxy S22が発表されるのはほぼ間違いなさそうだ。
参考Galaxy Unpacked 2022、2月9日に開催。新Galaxy Sシリーズが登場
価格
SamMobileによると、Galaxy S22の価格はS21と同じ799ドルからになるとのこと。少なくとも、Galaxy S22をS21より高い価格設定にするつもりはないと報じられているが、真偽のほどは不明。
参考Galaxy S22の価格はS21と同じ799ドルに?目標販売台数は約1400万台
2022/1/5追記
上記の情報とはほぼ真逆の、Galaxy S22シリーズが軒並み値上がりするという情報がリークされていた。
モデル | 価格 |
---|---|
Galaxy S22 | ・128GB / 8GB:912ユーロ(約120,000円) ・256GB / 8GB:963.5ユーロ(約127,000円) |
Galaxy S22+ | ・128GB / 8GB:1,119ユーロ(約145,000円) ・256GB / 8GB:1,170ユーロ(約155,000円) |
Galaxy S22 Ultra | ・256GB / 12GB:1,430ユーロ(約187,000円) ・512GB / 12GB:1,544.5ユーロ(約200,000円) |
リークされていた価格は表の通り。
ストレージ容量による価格差がやや不自然にも見えるため、あくまでも参考程度に捉えておくといいだろう。個人的には、少なくともベースモデルであるGalaxy S22に関しては極端な値上がりはしないのではないかと考えている。
2022/1/14追記
韓国メディアの報道によると、Galaxy S22は約842ドル、S22+は約1,010ドル、S22 Ultraは1,224ドルになるという。以前のリークとは違い、どちらかというとGalaxy S21に近い価格設定となっている。
同メディアによると、サムスンは価格を先代からできるだけキープし、販売量の拡大を優先したとのこと。Noteシリーズが折りたたみのZシリーズに移行したことでGalaxy Sシリーズは唯一のフラッグシップとなったので、スマートフォン向け部品の価格は高騰しているものの、何としても販売量をアップさせたいと分析されている。
2022/2/2追記
話しが2転3転としているが、再び「Galaxy S22シリーズの価格はS21シリーズから据置き」というリーク。
上記チャンネルの見解では、Galaxy S22・Galaxy S22+・Galaxy S22 Ultraそれぞれの米国価格は、799ドル・999ドル・1,199ドルになるという。
なお、現行のGalaxy Note20 Ultraの価格は、2020年8月の発表時点で1,299ドルだった。もしS22 Ultraが噂通りのNote仕様で登場するのであれば、Noteシリーズとしては約100ドル値下げされる形となる。
参考Galaxy S22シリーズの価格はやはり799ドルから?S21シリーズから完全に据置き、Noteは実質の値下げ
おまけ
こちらの動画は、Galaxy S22 Ultraのコンセプトレンダリングの動画。あくまでもコンセプトでありリークではないため、スリットと冷却ファンの搭載などやや突拍子もない箇所も見られる。
しかし、オリンパス製カメラの搭載など、実際のリークに基づいている部分もあるほか、単純に完成度が非常に高いので興味がある方はチェックしてみてはいかがだろうか。
参考Galaxy S22 Ultraのコンセプトレンダリングが公開。オリンパス製カメラと冷却ファンを搭載
本記事は、新たな情報が入り次第随時更新する予定。興味深い情報は新着記事としても公開するので、ぜひ購読やブックマークをして定期的にチェックしてもらえれば幸いだ。
- Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultraが正式に発表されました↓
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