Galaxy向けにサムスンから提供されている純正のカスタマイズモジュール群のGood Lockに、新モジュールRegiStarとDropshipが登場した。
両者の機能を簡単にチェックしていこう。
新Good Lockモジュール2種、 RegiStarとDropshipが登場
RegiStarとDropshipは、共にほかのGood Lockモジュール同様日本からは正規の手段では利用できない。
さらに、Dropshipについては現状韓国でのみ展開されているようだ。
RegiStar
RegiStarは、主に設定画面・検索オプション・電源ボタンなどのカスタマイズ機能を提供するモジュール。
例えば、設定アプリのホーム画面でメールアドレスを非表示にしたり、各設定項目の順序を並べ替えたり、表示・非表示を切り替えたりなど。
また、ダブルタップやトリプルタップに機能を割り当てたり、電源ボタン(サイドキー)の長押しをカスタマイズしたりなども行えるようだ。
Dropship
Dropshipは、Galaxyデバイスからその他のデバイスにファイルを共有できるモジュール。韓国でOne UI 5以上のGalaxyデバイスを所有していると利用できる。
Nearby ShareやQuick Shareなどに似ている印象だが、BluetoothやWi-Fiなどを利用するとそれらとは違い、Dropshipは通常通りネットを介してファイルを共有する仕組み。
そのため、イメージとしては「手軽な専用アップローダー」の方が近い。
モジュールを導入して共有したいファイルを選択するとリンクとQRコードが生成されるので、いずれかを受け取る側の端末で開く or 読み込むとファイルを受け取れる。
受け取れる端末の種類はAndroid・iPhone・iPadなど幅広く、Webからも受け取り可能。なお、転送できるファイルの上限は1日5GBまでと制限されている。
送信にはGalaxyアカウントが必須で、受け取りには不要。非常に便利な機能ではあるが、現状では利用対象地域を含めてやや制限が多い印象だ。
Good Lockについて
本記事で紹介した2つの機能は、Good Lockと呼ばれるGalaxyの純正拡張モジュール群に属している。
日本は利用対象国に含まれていないため本来は日本から使用できない機能なのだが、NiceLockというツールを導入すると日本からでもほぼ全てのGood Lockモジュールを利用可能だ。
当サイトでは、NiceLockの導入方法から各Good Lockモジュールの使い方まで詳細に解説している。本記事で紹介したRegiStarとDropshipについてもいずれ紹介する予定なので、興味があれば以下の記事をチェックしてみてほしい。
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