ファーウェイ・ジャパンは5月24日、新型のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」を発表した。
発売日は6月14日。市場想定価格は税込60,280円。
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日本の管理医療機器認証を取得、血圧を測れるスマートウォッチ
「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」は、名前の通り血圧を測定できることが特徴のスマートウォッチだ。
もちろん、当サイトで紹介しているGalaxy Watchシリーズで血圧を測定する方法のようなハック的な手法ではなく、正式に日本の管理医療機器認証を取得している。
- 医療機器認証（承認）番号：305AGBZI00005000
- 医療機器区分：特定管理医療機器
本体内部には、小さいながらもベルト部分に格納されたカフにしっかりと空気を送り込める圧電式のマイクロポンプと高精度圧力センサーを搭載しており、安定した計測が可能。
精度の高い圧力フィードバック制御と空気抵抗を最小限に抑える仕組みにより、圧力測定の誤差を±3mmHg以内に抑えることに成功している。
一般的な家庭用の血圧計と比較してカフの幅が約3cmと狭いため、スマートウォッチとして日常使いしていても違和感の無いデザインに仕上げられている点も特徴だ。
圧電式マイクロポンプを採用しているため高周波数の振動や膨張時の騒音が少なく、自宅での測定はもちろん外出時にも測定しやすい。
また、減圧時ではなく加圧時に測定を行うため測定時の圧力が比較的弱く、血圧測定時の圧力が苦手な方にも試しやすい設計だという。
加えて、ベルト部分にはナンバリングが施されており、自身の腕のサイズの番号に固定しておけば次回からはワンタッチで装着が完了する簡単装着設計だ。
ゲストモードを使って家族や友人に貸し出した後でも、自分の番号に合わせるだけで簡単にいつものサイズに戻すことができるので、毎日安定した測定ができるよう考え抜かれている。
ベルト部分には耐久性の高い高分子素材を採用。さらに高分子素材をフッ素ゴムで挟みこむサンドイッチ構造にすることで、変形しづらく、安定した測定を可能としている。
また、ステンレス製バックルにも耐久性の高いサージカルステンレスを採用し、日々の付け外しや血圧測定の加圧下でも安心して使えるように配慮されている。
幅の狭いカフで血圧を測定すると、どうしても計測結果が不安定になりがちだ。
そこで、本機「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」には「HUAWEI TruBPTM血圧アルゴリズム」と呼ばれる独自技術を導入し高精度な計測結果を導きだしている。
同技術は、ビックデータに基づいて様々なグループの血圧特徴を収集し、カスケード技術を通じて構築したアルゴリズムに基づき測定結果を算出するもの。もちろん、臨床試験を経て精度を検査している。
更にユーザーが血圧測定時に正しい姿勢であるかモーションセンサーから検知を行うことで、ユーザーが継続して安定した正しい姿勢で血圧測定を行えるようアシストも行える。
取得したデータはスマホにインストールしたHUAWEI Healthアプリに蓄積されるので、データを記録し忘れる心配もない。
また、アプリと連携させると血圧測定スケジュールに合わせてリマインダーを設定でき、スマホではなく「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」から直接リマインドを行うため、スマホが手元に無い場合でも安心だ。
起床時や就寝時などに設定しておけば、毎日安定して同じ時間帯に測定が可能。普段の血圧数値から変化があった際に、いち早く把握できるはずだ。
血圧測定以外に、従来のHUAWEI WATCHシリーズ同様に心拍数モニタリング・血中酸素レベル・睡眠・ストレス計測といった健康管理機能も備えている。
特に、心拍数モニタリングにおいてはHUAWEI TruSeen 5.0+ 心拍数モニタリング技術が採用されており、高い精度での測定を実現。
同技術は血流の流れ、安定性や個人差などを読み取ることで血圧測定の精度を高める際にも活用されており、正確な血圧測定結果を導き出せるよう作用しているという。
また、70種類以上のワークアウトにも対応し6つのワークアウトは自動識別も可能。GNSS（全球測位衛星システム）測位機能も備えているため、屋外でのワークアウト時のルートも高い精度で記録できる。
加えてスマホに届いたメッセージを通知したり、アラーム、天気予報などスマートウォッチとしての機能も充実している。
バッテリー持ちもよく、1日6回血圧測定をしても最長7日間使用。ワイヤレス充電にも対応する。
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