ファーウェイ・ジャパンは3月16日、スマートウォッチの新モデル「HUAWEI WATCH GT Cyber」を発表した。
HUAWEI WATCH GT Cyberは、3月23日からファーウェイの公式オンラインストアやAmazon、楽天などで発売される。本体(スマートムーブメント)とケースのセットモデルに加えて、4種類のケースがラインナップされる予定だ。
HUAWEI WATCH GT Cyberが3月23日に発売
HUAWEI WATCH GT Cyberは、HUAWEI WATCHシリーズの最新モデル。中国では2022年の11月に発表されていたモデルなので、約4ヶ月を経て日本に上陸した形となる。
本機最大の特徴は、ケースを丸ごと交換できる構造だ。従来のスマートウォッチはバンドを専用品や市販品と交換することで着せ替えを楽しめるタイプが多かったが、HUAWEI WATCH GT Cyberはケースごと交換するので、異なる雰囲気のスマートウォッチを1台で複数体験できる。
ケースの種類は、
- ミッドナイトブラック(スマートムーブメントとのセット)
- シーブルー
- ムーンホワイト
- スペースグレー
- ゴールデンブラック
の5色。
なお、スマートウォッチ本体となるスマートムーブメントはミッドナイトブラックとのセット販売となるので、他4色のカラーが欲しい場合はミッドナイトブラックを購入したうえでケースのみを別途購入する形となる。
ケースによって異なるのはデザインだけではない。
例えば、ゴールデンブラックのケースはファセット加工された316L鋼製ボディとナノセラミック製ベゼルを採用しているのに対して、スペースグレーのケースはカットが施されたプラスチック製の多面体ボディと高強度ファイバー素材で強化したベゼルを採用している。
いずれも軽くて丈夫な高機能素材が使われているものの質感や強度、重量などはカラーごとに変わってくる。
ケースとスマートムーブメントの着脱は簡単で、指を使ってスマートムーブメントを押し出すあるいは裏側からハメ込むだけ。
ケース側に特殊なギミックやチップ等が入っているわけではないので、気を遣わずにガンガン交換を楽しめるはずだ。
また、HUAWEI WATCH GT Cyberにはテーマ機能が搭載されており、各ケースに合わせた文字盤やホーム画面にも切り替えられるので、外側だけではなく内側からも着せ替えを楽しめる。
もちろん、従来通りストアから合計5000種類以上の文字盤を自由にインストールして適用できるほか、服の写真を撮影して合う文字盤を適用する「スタイル文字盤」機能も利用可能だ。
スマートウォッチとしての機能は従来のHUAWEI WATCHシリーズとほぼ共通なので、HUAWEI WATCH GT Cyberからの新機能やならではの機能などはない。
血中酸素レベル測定・ストレスモニタリング・心拍数モニタリング・睡眠モニタリングなどの健康管理機能のほか、100種類以上のワークアウトにも対応。
高温試験、低温試験、熱衝撃試験、雨試験など16項目の耐久性テストをクリアしており、スケボーやストリートダンスに加えてスノボのようなウィンタースポーツのワークアウトも記録できる。
来た道を記録するルートバック機能や気圧の急激な変化を知らせる悪天候アラートにも対応するので、登山にも活用できる。
もちろん、スマートウォッチとしての定番機能であるスマホに届いた通知のチェックや音楽再生コントロール、内蔵されたマイクとスピーカーを利用したBluetooth通話も可能。
バッテリーは通常使用で約7日間持続。Qi規格のワイヤレス充電に対応しているため、付属のワイヤレス充電器はもちろん、サードパーティのワイヤレス充電器やスマホのリバース充電機能などでも充電できる。
価格と発売日
HUAWEI WATCH GT Cyberは、3月23日からファーウェイの公式オンラインストアやAmazon、楽天などで発売される。
スマートムーブメントとミッドナイトブラックのケースはセットで販売。その他のケースはケース単体で販売されるので、ミッドナイトブラック以外のケースが欲しい場合でも、基本的にはミッドナイトブラックは購入が必須となる。
税込の市場想定価格は以下の通り。
- ミッドナイトブラック(スマートムーブメントとのセット):32,780円
- シーブルー:8,580円
- ムーンホワイト:8,580円
- スペースグレー:5,280円
- ゴールデンブラック:8,580円
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