ファーウェイ・ジャパンは3月16日、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「HUAWEI FreeBuds 5i」を発表した。
FreeBuds 5iは、本日3月16日からファーウェイの公式オンラインストアやAmazon、楽天などで発売される。市場想定価格は税込11,800円。
HUAWEI FreeBuds 5iが発売
FreeBuds 5iは、FreeBudsシリーズのエントリーモデルかつ2021年4月に登場したFreeBuds 4iの後継モデル。
iが付くエントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホンとしては、およそ2年ぶりのモデルチェンジとなる。
AI LifeアプリはiOS・Android両方に対応しているので、OSを問わずスワイプや長押しといった機能のカスタマイズが可能。
2台のデバイスと同時に接続できるマルチポイントにも対応しているほか、ゲーム向けの低オーディオ遅延モードも用意されている。
バッテリー持ちは、イヤホン単体で7.5時間。ノイズキャンセリングオン時はイヤホン単体で6時間。また、イヤホンはIP54の耐水耐塵にも対応する。
※記事初出時、バッテリー持続時間を誤って掲載しておりました。お詫びして訂正いたします。
レビューは以下から。
▶HUAWEI FreeBuds 5i レビュー。上位モデルのポジションを奪いかねない傑作
音質
FreeBuds 4iから引き続き約10mmのダイナミックドライバーユニットを内蔵。iシリーズとしては初めてLDACコーデックにも対応し、ワイヤレスのハイレゾ再生にも対応する。
一般的に、高級なイヤホンはFreeBuds Pro 2のようにダイナミックドライバーを複数採用し、各ドライバーが低音域や高音域などの各音域を担当することで高音質を実現する場合が多い。
本機FreeBuds 5iはエントリーモデルらしくドライバーユニットは1基しか搭載されていない。しかし、qポリマー複合ダイヤフラムの採用により20~40kHzの広い周波数に対応することで音質の改良が図られている。
「アダプティブイヤーマッチング」にも対応。耳の形や装着状態をソフトウェアで検出し、オーディオ効果を最適化できる。
AI Lifeアプリを利用したEQ調節にも対応しており、標準・低音強調・高音強調の3モードを選択可能だ。
ANC
FreeBuds 5iは、ノイズキャンセリングにも引き続き対応する。
左右の各イヤホンに外耳道内ノイズを検出するフィードバックマイクと周囲のノイズを検出するフィードフォワードマイを搭載するハイブリッド式で、最大42dBのノイズキャンセル効果を実現しているという。
イヤーピースやハウジング部分の構造も細かく調節されており、密閉構造を最適化。FreeBuds 4iと比較して遮音性が向上しているため、物理的にもノイズをカットできる。
FreeBuds Pro 2には、周囲の状況に合わせて3つのANCモードを自動的に切り替える機能が搭載されていた。
FreeBuds 5iは、自動切り替えこそできないものの標準・ウルトラ・くつろぎの3モードは搭載されているので、上位モデルと差別化を図りつつも劣らない機能を利用できるように調節されている。
装着感とデザイン
FreeBuds 5iはFreeBuds 4iと比較して単体の重量が約5.5g ⇒ 4.7gと軽量化されている。軸部分も7mm身近く、見た目にもスッキリとしたうえ装着感も改善された。
充電ケースもほんのわずかではあるものの小型化され、ヒンジの改良により口が大きく開くようになったのでイヤホンの取り出しやすさも改善されている。
カラーバリエーションはネビュラブラック・アイルブルー・セラミックホワイトの3色。ブラックとブルーの2色は「河原にある丸い小石」をモチーフとしたマットなデザインを採用している。
価格と発売日
FreeBuds 5iは、本日3月16日からファーウェイの公式オンラインストアやAmazon、楽天などで発売される。市場想定価格は税込11,800円。
なお、セラミックホワイトについてはAmazon専売となっているので注意。
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