Galaxy Note8用ケースにPITAKAというブランドのMagCaseを購入したのでレビューしていきます。PITAKAには他にもiPhoneやPixel用のケースやカードケース等を扱っており、そのどれもがアラミド繊維という非常に強度の高い素材を用いていることやマグネットによる脱着を行えるなど一貫した特長を持っています。
Note8用MagCase開封&フォトレビュー
こちらがパッケージ。PITAKA公式ページのショップより購入したため香港から発送。到着まで2週間近くかかりました。現在は日本のAmazonから購入が可能。販売元も公式のPitakaDirectとなっているので安心して購入できます。
MagCaseを取り出してみたところ。予想を良い意味で裏切る軽さと薄さ。
内側。中央には同社のマグネット車載ホルダーに対応してる旨が記載されています。下部にはPITAKAロゴがありますが、このロゴが内側のみというのは嬉しいところ。ロゴの位置やデザインでケースそのもののデザインを損ねているパターンというのはよくありますがその辺りへの配慮が感じられます。
以前レビューしたSpigenのシンフィットと厚さを比較。シンフィットも相当薄いケースでしたがMagCaseはぱっと見その約半分程度の厚さ。持ってみるとその薄さが良くわかりますが正直ちょっと不安になるレベルです。
ケース装着後のNote8。正面からはケースの存在がほとんどわからないくらいでフィット感は極上です。
背面。カーボン風なデザインは好みが分かれますがシンプルで悪くありません。
カメラ部分。一応レンズよりは高くなるので平らな面に置くのであればレンズが直接触れることはないと思います。
両サイドのボタン部分は広く開けられているタイプ。ケースの厚みはちょうどボタンの出っ張りと同じくらいです。Note8用ガラスフィルムの決定版と言っていいくらいおススメのWhitestone Dome Glassとの干渉も一切ありません。
画面側のケースの出っ張りは小さく、ガラスフィルムを付けていると高さは画面とほぼ同程度。画面を下向きにして置いた時の保護にはあまり期待しない方がよさそうです。
下部のポートやSペンも一回り大きく開けられていて問題なし。ケースが薄い分Sペンもシンフィットより取り出しやすくなりました。
QiにもFelicaにも干渉しないプレート入り
私が今回このPITAKAのMagCaseを購入したきっかけは、とにかくNote8のスリムさを活かせるケースが欲しかったことに加え、シンフィットではQiに干渉して使えなかったマグネット式の車載ホルダーにQiやおサイフケータイに必要なFelicaチップにも干渉せずに使えるとの記載を見つけたため。
干渉しない仕組みはいたってシンプルで、内蔵されている金属プレートが中央部分を避けるように上下に配置されているというもの。
ワイヤレス充電を実際に試してみたところ。しっかりと急速充電できていますし充電位置がシビアになるなんてこともありません。おサイフケータイによる支払いもまだ数回ですが問題なくできており、非常に良くできたギミックだと感じます。
肝心の車載ホルダーもバッチリ。今回はケースと一緒に購入したPITAKAの車載ホルダーを使っていますが、マグネットによってNote8を固定しているのでマグネット付きのホルダーなら互換性のある製品もあるかもしれません。ただし上述の通り上下にしか金属プレートが内蔵されていないのである程度の磁力の強さと面積が必要にはなると思います。
まとめ。スリムさ優先のおススメケース!
とにかく薄くて軽いためケースを付けているという感覚がほとんどなく、Note8のスリムなスタイルを損ないたくないという人には現状最もおススメできるケースです。当然ながらその分防御力という点ではその他のケースと比べて見劣りし、特に耐衝撃性能はあまり期待はできないと思います。しかし素材が非常に頑丈なアラミドとのことなので日常使用によるスレやひっかき傷などにはめっぽう強いと思われ、鍵などと一緒にポケットに入れていましたが今のところ傷は全く見当たりません。
質感は見た目のギザギザに反してサラリとしているためグリップ力はシンフィットの方が上というのが正直な感想。ケースの厚みがない分しっかりと端末を握ることができるので落とすリスクはあまりないですが、もう少しグリップのしやすさがあってもよかったとは思います。
私が知っている限りではワイヤレス充電やおサイフケータイに干渉せずにマグネットホルダーが使えるのはこのケースのみ。デザイン、強度、実用性のあるギミックなどユーザーがどのように端末を使うかをよく考えて作られているケースで、総合的に非常に満足度の高い仕上がりです。PITAKAはブランドとしてはまだあまり知られていないようですが、文句なくおススメできる素晴らしいケースでした。
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