先日行われていたMAMORIOのTwitterキャンペーンにて、6/1より発売になったMAMORIOの新モデルMAMORIO FUDAが当選しました。MAMORIOはクラウドファンディングからスタートした紛失防止タグで、以前初代MAMORIOのサンプルを提供していただきレビューしたこともありました。
従来のMAMORIOはキーホルダーなどに通せるタグ型でしたが、この度発売されたMAMORIO FUDAはシール型。せっかく当選しましたので、簡単にご紹介していきます。
レビューを公開しました。
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開封&外観をチェック
こちらがMAMORIO FUDAのパッケージ。今回当選したのはホワイトですが、他にブラックモデルもあります。
中身を取り出すと3つ折りになった台紙とそこに挟まれたMAMORIO FUDA。
取り出してみたところ。裏の一回り大きい台紙から剥がすとすぐに裏はシール面になっているので、ここから剥がすときは貼る直前です。
初代MAMORIOと並べて外観を比較。スペック上はわずかに小型化されているようですが、元々かなり小さいためかそこまで差は感じず。クッション性のある質感で、「シール型」というフレーズから抱く印象よりかは厚みがあると感じます。
台紙から剥がしてみたところ。裏には接点があり、台紙から剥がすことでスマートフォンから検出できるようになるようです。
貼り付けてみる
何に貼り付けるか迷ったのですが、結局愛用しているノートPCのZenBook 3に決めました。最初はメモ帳に貼り付けることも考えていたのですが、私の場合メモ帳はデスクに置いておく機会も多く、それに比べるとZenBook 3は外で何か作業をするときに持ち出すマシンという位置づけにしているのでよりふさわしいかなという考えのもとでの判断です。また、MAMORIO FUDAの紹介においても電子デバイスに貼り付けることを想定しているようでしたので、それに倣ってみたという側面もあります。
ZenBook 3が12.5インチの小型なノートPCという点、貼り付ける面が濃いブルーに対してカラーがホワイトという点からMAMORIO FUDAはそれなりに目立ちます。しかしタグ型のMAMORIOもそうでしたが、真ん中のMAMORIOのロゴがプリントではなく型押しとなっていることなどから主張は控え目でデザイン的にはシンプル。しかしノートPCにステッカーを貼ったりするのが許せない人にとっては使いどころを選びそうですね。MAMORIO公式が紹介していたMacBookシリーズなどシルバーの外観にはもっとよく馴染むかもしれませんが。
貼り付けたら後は専用のスマートフォンアプリからMAMORIOを検出して登録するだけ。MAMORIOの検出・登録などはタグ型でも今回のFUDAでも変わらず、どちらも同じアプリから同じ手順で行うことが可能ですので、登録の簡単な流れは前回の記事を参考にしてみてください。
MAMORIO FUDAはコスパが良い
MAMORIOには通常モデルのMAMORIO、今回当選したシール型のMAMORIO FUDAの他、上位モデルとして位置づけられているMAMORIO Sが存在します。通常のMAMORIOと上位の”S”モデルの違いは、厚さがMAMORIO Sの方がわずかに薄くなっていることとBluetooth通信の有効距離が2倍の60mになっていること。その分価格もMAMORIO Sの方が高いのですが、シール型のFUDAは厚みこそ通常モデルと変わらないですが、有効距離はS同様通常モデルの2倍である60mになっています。それでいて価格は通常モデルよりも安く設定されているため、MAMORIOシリーズの中でも特にコストパフォーマンスが光るモデルとなっています。
まとめ
シール型であるためこれまで取り付けることができなかった物にもMAMORIOが使えるようになり、特に文房具、ガジェットやその周辺機器などとの相性は良さそうです。今回はノートPCに貼り付けましたが自分の所有しているデバイスを改めて見てみると、モバイルバッテリー、充電器、ヘッドホン、カードケース、名刺入れ、スマホ用SDカードリーダーなどMAMORIO FUDAを貼り付けられそうな小物は意外とある印象。また、近いうちに出資が始まる予定のGPD Pocket 2をもし購入したときには今度は自分でMAMORIO FUDAを購入して貼り付けておこうかなとひそかに検討中です。
初代MAMORIOのときからですが、Bluetooth通信を利用している以上スマートフォンの充電の減りが加速するのは仕方のないところ。前回のレビューでMAMORIOに加えてスマートウォッチを身につけていれば紛失の通知を絶対に逃すことなく確認出来て相性が良いと述べていました。その意見は今でも変わりませんが、そこまでするとバッテリーはさらにグングン減っていきますし、そういった事情ともうまいこと付き合っていかなければいけないのが欠点と言えば欠点ですね。
今回MAMORIO FUDAを付けてから約1週間、MAMORIOのスマホアプリを開いた回数はゼロ。このアプリを開いてしまうときというのはすなわち危機的状況なわけですので、存在を全く意識しなくなるように過ごしていきたいですね。
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